とんちで解決した話 

2017, 02. 28 (Tue) 00:31

小5の時の話。

河川敷沿いにクラスメートが住んでた。
M君とYちゃん。
この2人は家が向かい合ってて、幼少の頃から仲が良かった。
普通にカップルっぽい仲の良さ。

M君の家で何人かでファミコンやってると、大体途中でYちゃんが遊びに来た。
そうすると若干気まずくなって、俺を含め他の奴らは帰った。
M君はちょっとそれを嫌がる素振りを見せつつも、Yちゃんを無下にはできない、Yちゃんの方は、俺達に帰れオーラを浴びせ続ける。

そんなうんこ酸っぱい話は良いとして…


ある夕方、河川敷沿いの道を歩いてたら、身体に電撃が走った。


「( ;´Д`)やばぃ、、、うんこした…ぃ」


今でこそ時々失禁とかする俺だけど、子供の頃はさすがに人通りの賑やかな道路の真ん中で糞する程、まだ愚かじゃなかった。
今よりは遥かにお利口さんだった。

お利口さんは考えた。


「ここは、とんちで解決だ」


ぽくぽくぼくぽく…





…ちーん





「閃いた!!」





「道で出さずに、川に放流すれば良いんだ!!」


素晴らしいとんちに希望が湧いてきた。
蛆も涌いてたかも知れない。

堤防を越え、2、30メートルくらいの幅の草むらを横断すれば、そこに広がる大きな川。
全てを洗い流してくれる寛容で偉大な川。
宗教的な救いまで感じ始める小学生。


「排水で汚染された川だし、むしろ有機物を投入することで、浄化されるはず!よし、垂れ流そう!」


天は、そんな舐め腐った行為を許さなかった。

堤防を登りかけた所で、俺は早くも立ち往生してしまった。
うんこが生まれたがってる。
これは、苦しい…( ;´Д`)
これ以上、動いたら逝ってしまいそうだ。。

まだ堤防を登り切ってないので、道路から丸見え地点だった。

でも、すでに悶絶が止まらない。
https://youtu.be/q4q6_MPyKlw

なお、↑が主題歌になってた「毎度おさわがせします」とかいう性教育的エロドラマは、当時の小学生の大多数がこっそり観てた。
俺は全話観てて、何度かばーちゃんに怒られた。




…話を戻します( ;´Д`)


腹を括った。
半ズボンを下ろしパンツを下ろし、ケツを下ろした。
うんこも下りてきた。

脱いで糞して履くまでの時間…5秒弱。
この最短記録は未だに更新出来てない。

クラスメートなんかに見られた日には、うんこと一緒にそいつも埋めるしかないと思ったけど、ラッキーな事に、車も人も通らなかった。

立ち上がると、何だか体が軽くなったような感じ。
心身共にかなり消耗した筈なのに、漲るパワー。
おしりを拭いてないのも忘れる程、甚だしい清涼感に酔いしれた。

そんな俺の眼に飛び込むのは、目の前に佇む一軒家×2。
血の気が引いた。

俺は、M君とYちゃんの家の前で野糞してしまった。


「みられた…?( ;´Д`)」


翌日、学校でM君を捕まえて詰問した。


「昨日の夕方、何してた?」


すると、なぜか焦り気味に答えるM君。


「ななななんだっていいじゃん!」

「なんだっていいじゃんとはなんだコノヤロー!」


…と言いたいとこだったけど、M君はカモシカのようなバネを持つサッカー少年で、俺はこいつに腕相撲で捻り潰された事がある。
ばーかしね、と情けない捨て台詞しか吐けない弱々な俺。

Yちゃんにも詰問しようかと思ったけど、やめた。
というのは、まず、Yちゃんも血の気が多く、俺より腕っぷしが強かったから。
否。俺が弱すぎた。

それに、その日の2人は何だか変な雰囲気を醸し出してて、突っつきづらいものを感じた。

劣化一休さんは思った。

たぶん奴らは何も見てない。
脱糞シーンを見てたなら、きっと単刀直入に向こうから、昨日河原で野糞したでしょ~うへへへへとか抜かしてくるだろう。

だがしかし!

奴らが急に大人に見えるのはなぜ!?( ;´Д`)


なお、あの日あの時、帰宅してから、庭の水道でパンツとケツを洗おうとしたところ、飼い犬のクックが俺に駆け寄って来て、俺のケツに鼻をめりこませた。
めっちゃ嗅いで、フガフガ言ってた。
かゆいから早く洗わせてくれ、と思った。


- 完 -
スポンサーサイト

電車を待つ時は、ホームの先頭には立たないようにねの巻 

2017, 02. 11 (Sat) 23:48

捕ま『っ』たんじゃなくて、捕ま『え』たんだよ、のつづき


駅前にパトカーが2台止まってた。
犯人と被害者は別々の車両に乗るようにするみたい。
俺と女の子が同じパトカーに乗った。

警察署に着くと、おっさんと女の子と俺は、それぞれ別の小部屋に別れて、取り調べを受ける事になった。

俺の担当は50代くらいの人で、俺に色々質問しながら調書を作ってるんだけど、タイピングがめっちゃ遅い。
30分近く掛かって、やっと終わった( ;´Д`)


警察のおっさん「えと、こうかな…あら?どこ行った?( ;´Д`)」


ちょっと見てくれ、と言われて確認したら、調書のファイルを保存した形跡がない。
保存したつもりになって、wordを閉じちゃったらしい。
書いてる間、1回も保存もしてなかったっぽいので、0から書き直し( ;´Д`)


おれ「えと、、良かったら私が打ちましょうか?」

警官「ごめ~ん、俺自身で書かないとまずい事になっちゃうんだよ」


そりゃ、そっか( ;´Д`)

で、もう20分くらい掛けて書き直してた。
今度は、途中で何度か保存させた。笑

デスクトップとかマイドキュメントとか、ほんとパソコン君は訳分かんねーよ、みたいな事をぼやいて機嫌が悪くなってきたので、ファイルの簡単な取り扱い方やWindowsのフォルダの構造をホワイトボードで説明した。笑
昔、ヘルプデスクをやってた事があるんだけど、その時の300倍くらい懇切に教えた。

調書ができると、俺と女の子とおっさん、それぞれの担当者同士での打ち合わせタイムになった。
終わるまで昼飯食って待っててくれ、という事で出前を取ってくれる事になった。


おれ「じゃぁ、せっかくなので、かつどn…うぷ、、げぼ、、、やっぱ、素うどんとかありますか?( ;´Д`)」


当時は胃の機能がくたばりかけてたので、脂っこい物を想像しただけで吐き気がしてきた。

うどん食って暫く待機してると、別の若い警官が来た。
曰く、複数の警官で似たような質問をするので、都度、同じように説明してくれ、と。
ようは、何度か同じ説明をさせてから、警官同士で突き合わせをする、という手順で証言や供述を確定させてくらしい。
よく出来てるもんだな、と思った。

結局、計3人の警察官に同じ説明をした。


おれ「…で、彼が千代田線のドアに向かっているところを後ろからこうして…」

警官「ふんふん、それで、彼がもがいてるうちに、もつれて勝手に転んだ、と」

おれ「えーと、いや、私が足を引っ掛けt…」

警官「あ、そうそう、あの子は『男が逃げようとした時に足をもつれさせて転んだように見えた』って言ってたよ。合ってるよね?合ってるでしょ?」

おれ「…そ、そうっすね。よっぽど転がりたかったんでしょうね( ;;;´∀`)」

警官「だよね。はい、男が逃げようともがいて、君の足に引っ掛かって横転した、と」


俺が足を引っ掛けたんじゃなくて、俺の足に引っ掛かった、という事で確定した。笑


その後、警察官同士で、証言の突き合わせタイムになった。
終わるまで、また待機。

携帯を見ると、出向先のマネージャーから着信だらけで、げんなりした( ;´Д`)


おれ「もちもち( ;´Д`)」

マネ「遅すぎるんだけどさぁ、何でそんなに時間掛かってるわけ?…全部警察側の都合でしょ?リスケしてもらえよ」

おれ「今更無理です。まぁでも、もうすぐ終わると思いますよ( ;´Д`)」


その後、便所から小部屋に戻る時に、廊下で女の子と会ったので、少し話した。
春から大学生になるらしい。
気分的にはもう落ち着いてるみたいで、おっさん自動的にゴロゴロ転がったよね、って言ったら普通に笑ってた。笑

「お母さんに、ちゃんとお礼を伝えるから連絡先を聞いときなさいって言われました」と言われて、名刺を渡した。

もし裁判とかで証言が必要になったら、すいませんがまた宜しく的な事を言ってたので、もちろん快諾した。

女の子が着てたコートは、証拠品として警察預かりになった。
コートに指紋なんてつくのかな?って思ったけど、何らかの痕跡は検出できるって事なんだろね。


最後に、警官の指示で署名して、封筒を受け取った。
1万円入ってた。
証言や無実の人の取り調べには、協力費だか迷惑料だかで、日当が貰えるみたい。

警官に聞いた話。

おっさんは最後まで否認した。
でも、取り調べの結果、おっさん無実の可能性は1ミリもないと判断した。
手口や捕まり方、言い逃れのセリフ、どれを取っても、調子に乗った常習犯の典型だ。
女の子とおっさんはこの日が初対面、つまりストーカーとかそういう類じゃない。
なので、今後、女の子に危険が及ぶ可能性はさほどない。
むしろ今回は、被害者よりも第三者の君が恨まれる可能性が高い。
君はおっさんの顔をすぐに忘れるだろうけど、おっさんは君の顔を当分忘れないだろう。
なので、電車を待つ時は、ホームの先頭には立たないようにね。
あと、信号待ちの時も気をつけて。以上。


( ;´Д`)
( ;´Д`)( ;´Д`)
( ;´Д`)( ;´Д`)( ;´Д`)


まぁでも、この後、彼女と破局して結果的に引っ越してるので、特に何も気をつけてない。
今はもう、俺自身もかなりおっさんになって風貌も結構変わったし、痴漢のおっさんと再会したとしても、分かりやしないだろう。


結局、15時過ぎくらいまで掛かった。
意外と疲れた。

マネージャーに電話すると、まだ終電まではたっぷり時間があるので、さっさと仕事片付けに来い、と( ;´Д`)


職場に着くと、俺の話が広まってて、色んな人から話をリクエストされた。
結構楽しかった。

マネージャーは「今回は仕方ないけど、今度そういうのを見ても、もう関わるなよ。幾ら時間があっても足りやしねぇ」と言い切ってて、ある意味清々しい人格だと思った。笑
でもこの人、中学生の娘を持つ父親なんだよね…正気なのかな?( ;´Д`)


後日、女の子から葉書が届いた。
おっさんは裁判官の前で全部白状したらしい。



俺の所属会社では、女性社員の当たりが根こそぎ2桁増しくらいマイルドになって、他の社員にめっちゃ羨ましがられた。
でも、こっちではそれなりの立場の役職だったので、むしろ強烈すぎるフィルターを作っちゃった感があって、ちょっとだけだけど仕事しづらい時もあった。
一部、やっかみも感じるようになった。


以上、記憶してる中で唯一の派手目な善行でした。
とにかく自慢したくて書いたんだ。
あとはもう、汚い話しか残ってない。


- おしまい -

捕ま『っ』たんじゃなくて、捕ま『え』たんだよ!!( ;´Д`) 

2017, 02. 10 (Fri) 20:15

痴漢のおっさんとっ捕まえた話のつづき


駅員におっさんを引き渡そうとしたけど、めっちゃ嫌がって受け取らなかった。
びくびくしながら「では、こちらに云たらかんたら」とか言ってる。
何か駅員側のルールがあるのかも、とも思ったが、単にこういう事態に慣れてない感じ。


おっさん「行きませんよ私は!!こういう時、駅員室まで行ったら、無実でも絶対に有罪にされるって聞いた事ありますからね!!」

それはそうだろうけど、実際やったんだから何の支障もないだろ、と脳内で突っ込んだ。


おれ「取り押さえてないと絶対逃げますよこの人」

駅員「そっそそそそそそそそそうですねね、、、ですよね。。では、あのあの、そのままでですね、、駅員室までお連れ頂けますでしょうか( ;´Д`)」

おれ「…」


結局、俺と被害者の女の子でおっさんを抑えながら駅員室に引きずってった。
おっさんは暫く、病院に行きたがらない犬みたいにズリズリ踏ん張ってたけど、段々と力がなくなって来た。
駅員は「こちらになります」とか言いながら、ひたすら前だけを向いて引率する。
こんな前向きで真っ直ぐな奴は初めて見たよ。

駅員室に入って、駅長に事情を説明した。
この駅長は対応が落ち着いてた。


おっさん「だから誤解だってちゃんと説明したし、女性とも話ついた認識なんですけどね。それが、後になって急にこの人に乱暴に押さえつけられたんですよ!!」

女の子「いいえ、この人に痴漢されました。触られてる最中に手を掴んで爪痕もつけたから間違えようがありません。怒鳴られて恐くなって引き下がってしまいました」

おっさん「いやいや、確かに私の手が当たったかも知れません。でも、それは混雑してたから仕方ないんですよ。こんな事で痴漢扱いされてたらおちおち通勤もできn…」

おれ「いやいやいや、当たったどころか、むしろ物凄く積極的に触って手を動かしてましたよ。あんな動き、初めて見ましたよ。ぷっ。あと、触ってる最中に彼の肘が私に何度も当たったのを見てるので、間違いないです」

おっさん「いやいやいやいや、あなたほんと、何なんですか。あんたに何が分かるって言うんですか。駅員さん、私この人に投げ飛ばされたんですよ。暴力ですよ暴力」

おれ「だったら警察にそう言えば良いじゃないですか。こっちは一向に構いませんよ。それで、あんたの罪が軽くなる訳じゃないと思いますけどね」

女の子「あ、あと、電車に乗る時にホームでこの人と目が合ったんです。そしたらわざわざ別のドアの前からこっちまで来て電車に乗り込んで来たんです」

駅長「ほんと最低だね。もうすぐ警察が来るから、何か言い訳したい事があるなら、警察署で話して下さいね」

おっさん「だから俺は無実だって言ってるんだよ!!」

駅長「あのさぁ、こんな事言いたくないけど、あんたさっきからガムくちゃくちゃ、ふてぶてし過ぎるんだよ。わざわざ人を不愉快にさせて開き直ってるの?私には、あんたが常習犯にしか見えないよ」

おっさん「ぐぬぬ…それは失礼しました。ぺっ。でも、ほら、私は怪しい者ではなくこういう者で、あの、ほらちゃんと身元も確かで名乗れる人間なんですよ」


おっさんが女の子に名刺を渡した。
おっさんは、Iさん(39歳)だった。
こいつは犯罪者だけど、一応イニシャルに留めときます。


警察の到着待ちになった。
そして、もうすぐ午前9時になる事に気づいた。
勤怠連絡しなきゃ( ;´Д`)

当時いた会社は、スーパー下請けブラックITだったので、俺はプロジェクトの元請け企業に出向してた。
なので、元請け会社と自分の会社に電話して、事情を説明した。

元請け会社のプロジェクトマネージャーに状況を説明し、証言しなきゃいけないから出勤はかなり遅くなるので休ませてくれ、と言った。
それは素晴らしいね。でも糞忙しいから手短かに済ませて、何時でも良いから出勤時刻が分かったら連絡するように、との返事だった( ;´Д`)

次に、自分の会社に電話した。
事務の人が出た。
この人は堀北真希みたいなルックスと雰囲気で、いつもプリプリ怒ってるので、俺はかなり苦手だった。
勤怠の取り扱いについて確認したいので、事業部長か社長に替わってくらはい、と伝えた。
社長が出た。


おれ「…という事なんですけど、これって遅刻とか欠勤になるんですかね?」←せこい

社長「いえいえ!社会貢献とか、あと公務への協力みたいな事になるし、出勤扱いですよ!!」

おれ「ぐふふ( * ´∀`)」

社長「念の為、確認なんですが、捕ま『っ』たんじゃなくて、捕ま『え』たんですよね?」

おれ「捕ま『え』たんです!!( ;´Д`)」

社長「で、ですよね!!あ~良かった!!」

おれ「私、痴漢しそうに見えますかね?( ;´Д`)」

社長「いいいえいえ、あの、人は見かけによらぬものというか、その…念の為、ね」


そしたら、痴漢のおっさんも自分の会社に電話し始めた。


おっさん「何かさー、痴漢に間違えられて事情徴収される事になったから、今日は遅れるよ。なので、あれとこれとそれ、やっといて。全く、最悪だよ!!え!?やってねーよ!!」


これを聞いて、こいつ完全に終わったな、と思った。

駅長が俺と女の子に名刺を渡して来た。


駅長「痴漢問題は本当に厄介なんです。現状では有効な防止策がなくて、あなたのような人に鉄道の平和が守られてると思っております」←自慢ポイント

おれ「ぐふふふふ…(# ´∀`)」


やっと警官が来た。
で、俺とおっさんの顔を交互に見比べた。


警官「え~と…どっちが痴漢ですかね?( ;´Д`)」

俺と女の子「この人です!(ビシィッ!!」

おっさんは全員から目を逸らした。


- つづく -

この人、痴漢です!! 

2017, 02. 08 (Wed) 07:28

★★ 閲覧注意 ~ただの自慢話です~ ★★

2010年の2月の話。

小田急線沿線に住んでた。
今はどうなのか知らないけど、当時の朝の小田急線はギュウギュウのノロノロ、空調ピアニッシモで、不愉快極まりなかった。

で、朝、いつものように電車に乗った。
めっちゃ混んでて、人がドアから溢れてて閉まらない模様。
なかなか発車しない。
そのままドアに背を向ける形で立ってたら、誰かが俺の背中にタックルして来た。ぐぇっ( ;´Д`)
俺よりちょぃ年上くらいのおっさんだった。
たぶん、慌てて飛び乗ったんだろう。

やっとドアが閉まって発車した。
暫く心を無にして電車に揺られてた。

当時は毎月300時間働いてて、この前日も終電で帰宅した。
しかも、毎晩帰り道で太田胃散を吐きながら歩いてた。
胃が弱りすぎて胃薬も受け付けなくなってた。
彼女と同棲してたんだけど、その彼女と俺がそれぞれの会社で同時期に昇格して、どっちも仕事量とストレスが倍増してた。
時間的にも心理的にも余裕が全くなくて、帰宅しても、洗濯物がどうとか電気消し忘れたとか、必要最小限の会話しかできなかった。
改善する気力も尽きてた。
結局、この2ヶ月後に破局してる。

あぁ碌な事がない。。
うとうとしながら脳内でぼやいてたら、俺の脇腹に、何か固い物がめり込んだ。
ぐえっ( ;´Д`)

振り返ると、俺と背中合わせで突っ立ってるおっさんが、一定のリズムで右腕を動かしてる。
さっき俺にタックルして来たおっさんだ。
そのおっさんの肘が、俺の脇腹にグイグイめり込んで来る。

不思議に思ってその手先を見ると、おっさんは、おっさんの前に立ってる女の子のケツにめり込ませて、規則的に前後させてる。
つまり、おっさんの手先は女の子のケツに、おっさんの肘は俺の脇腹に、と交互に突き刺さってる状況だった。

女の子は制服を着ていたので、高校生か中学生。
おっさんは明らかにわざとお触りしてる。

この光景を目にして、俺は即座に「援交」という言葉が浮かんだ。
めっちゃ堂々とケツ触ってるし、おっさん結構男前だった。
何となく、痴漢するのはもっと異性に縁がなさそうな風貌の小汚いおっさん、って偏見があった。
あと、もっとコソコソやってるものだと想像してた。

援交カップルが朝から痴漢プレイですか、微笑ましゅうございますね。
俺なんか直近だと、彼女のケツをちょっと触っただけでも本気で引っぱたかれて、正座で説教されて、それはそれで悪くないかとか思って満足してるって言うのに。
俺は、おっさんの一心不乱で楽しそうな様子に猛烈に嫉妬した。
小田急線よ、トロトロしてないでさっさと俺を新宿に運んでくれ、と思った。

そんな事を考えてたら、おっさんの肘がそれまでよりも深く、俺の脇腹に刺さった。
ぐぇっ( ;´Д`)

肘が刺さりすぎて痛い。
しかも、どんどん深く突き刺さって来る。

何やってんだこいつ、と思ってまた振り返ると、おっさんにケツを触られてた女の子が、おっさんの手を掴んでた。
女の子は凄い形相で、おっさんを睨んでる。


「いい加減にして下さい!!こっちが黙ってると思って!!」


おっさんは、ただの痴漢だった。
で、女の子に捕まえられそうになったので、手を振りほどこうとして腕を後ろに引いた結果、肘が俺のレバーに突き刺さった模様。

そしたら、おっさんは、何と、女の子を恫喝し始めた。


「はぁ!?わざとじゃねーよ!自意識過剰なんじゃないの!?これだけ混んでるんだから、当たったって仕方ねーだろがよ!!!」


めっちゃ怒鳴ってる。
おっさんは身長が俺より10cmくらい高くて、185cmくらいあった。
身体つきもがっちりしてて、声も野太く迫力を感じた。
かなり柄悪いおっさんだ。

片や、女の子はかなり小柄で多分150~155cmくらい。
かなり幼い顔立ちで黒縁のメガネを掛けてる。
実際のところは分からないけど、気が弱そうに見えた。
これは、女の子からしたら相当怖いだろうな。

女の子は絶句して下を向いた。
顔色も真っ白だ。
まさに血の気が引いてる感じ。


「まぁでも、誤解させちゃったのはすんませ~ん( ゚д゚)」


うわ、めっちゃムカつくこいつ。笑
しかも、そそくさと俺の隣に移動してきやがった。

周りの様子を見てみると、いい年こいた大人がみんな、携帯とか新聞を見て、何も起きてないかのように振舞ってる。
何人かはこいつの犯行を見てた筈なのに。
世知辛いなぁ。。

女の子はさぞかし勇気を絞り出して反撃を試みた事だろう。
その結果が、恫喝されるわ、周りの大人は見て見ぬ振りだわで、こりゃ今後の人生や価値観にも影を落とすんじゃないのかな、と思った。
正義感なんて0.5%も無い俺だけど、さすがに胸糞悪い光景だ。
とっ捕まえる事にした。

とはいえ、この狭い中で真正面から捕まえようとしたら、力比べになるだろう。
おっさんは何か体育会系っぽい体格で、俺はひ弱なエンジニア。
俺の腕力は、うんこ並だ。
踏み潰されておしまいだ。

でも、サラリーマンになって何年も何年も経ってる奴なんて運動不足だろうし、運動能力や対応力って点では大した事ないだろう、と思った。
どうせ次の駅でこいつ降りようとするだろうから、そのタイミングで後ろからスリーパーホールド(後ろから首をホールドする)で生け捕りしよう、とざっくり決めた。

代々木上原駅に着いた。
案の定、おっさんは電車から降りた。
よしよし。

一方、女の子はまだ下を向いて、電車内で固まってた。
なので、女の子の肩を叩いた。


「おねーさん、あいつ捕まえるから電車降りて」


…文章で書くと、おれ超格好良い!!!www

でも実際は、女の子からすれば、今度はへらへらちゃらリーマンに話し掛けられて、さぞかし気が重くなった事だろう。


痴漢のおっさんは、早足で向かいの千代田線に乗り換えようとしてた。
その向かいの電車のドアの手前で俺が追いついて、おっさんの首をロックした。
で、そのまま後ろに2、3歩下がって、おっさんを海老反りの体勢にさせた。


おっさん「ぐぇっ( ;´Д`)」


おっさんは、無理やり俺を振りほどこうとして、じたばたした。
予想以上に怪力で、抑えきれなくなったので、足を引っかけて、体落としみたいな投げ方でおっさんを投げ飛ばした。
おっさんは背中から、べちゃっと倒れた。
予想以上に派手に倒れたので、俺は投げ飛ばした癖にちょっと驚いてしまった。


おっさん「あなた、いきなり何をするんですか!?暴力ですよ!!」

え、、、いや、だって逃げられそうだったし( ;´Д`)


でも、口から何も言葉が出てこない。

おっさんが、めっちゃキリッとした善人面で俺を非難する。
向かいの電車に乗って出発を待ってる人達は、唖然とした顔で俺を見てる。

何だこの状況。。( ;´Д`)


ちょっと気を抜いてしまった。

おっさんが物凄い速さで起き上がってダッシュした。

慌てて追いかけて、また同じように首をロックして海老反らせた。
最初と全く同じ手順で捕まえたので、何かコントみたいだな、と思った。笑

今度はじたばたさせないように、かなり力を入れて海老反り体勢を保った。
ここまでして、やっと互角の力関係。

周りを見ると、見物人の山。
人がゴミのようだ。

えと、、この後はどうすりゃいいんだっけ?( ;´Д`)

数秒固まってたら、見物人の最前列に、被害者の女の子が突っ立ってるのが視界に入った。ラッキー!!


おれ「え、と、、ぇぇええええき員よんでよんで、呼んで!!( ;´Д`)」

女子「はい!!( ;´Д`)ずだだだだ」


女の子が走り去る。

暫く、おっさんを海老反りにさせたまま、待機した。

やばい、俺の燃料が早くも尽きかけてる。。
しかも、みんなの視線が痛い。
何で誰も何もしないんだ?
それは、俺が無言でおっさんを捕獲してるので、むしろ俺が暴漢に見えるのかも。。
おっさん、酸欠気味だし。笑
でも、抵抗しなければ呼吸できるでしょ、苦しそうな顔するなよ、と思った。


…やっと駅員が来た。


駅員「え、えーと、これは…」

おれ「この人、痴漢です!!」


一度、このセリフを言ってみたかった。笑


- つづく -

天より与えられし、クソいらないスキル 

2016, 12. 30 (Fri) 11:52

勇者ヨシヒコシリーズで、メレブさんの呪文を見てたら思い出した。


人は必ず、秀でた能力を最低1つは持って生まれて来てるんだ、と授業で聞いた事がある。
たぶん30年くらい前に。


その後、中学生になったかならないか辺りで、この世に生を受けた人は、1億匹だか10億匹だかの競争をぶっちぎって生まれて来たんだと知った。
そりゃ凄い、と思った。
尋常じゃない凄さだと思って興奮した。
興奮の余り、仲が良かった女子にその1億匹の話をしたら、更に興奮した。
その女子とは急速に疎遠になった。

それは致し方ないとして、この世にいる奴は皆、1億匹の中からぶっちぎって来たくらいなんだから、そりゃぁ何かしら、素晴らしい能力を持ってても不思議じゃないよね、と思った。


10年くらい前、結婚してた頃。

元嫁さんは時々、偉く不機嫌な顔で帰って来る時があった。
そういう時は大体、理由は一緒だった。
彼女はしょっ中、おっさんの立ちしょんを目撃する。

別に、好き好んで立ちしょん現場を探してる訳じゃなく、単に帰宅中とか仕事の移動中とか、普通に歩いてると、ふと違和感を覚える。
で、その違和感を覚えた方向を見ると、100発100中で、おっさんが立ちしょんしてる。
そんな事が頻繁に起きる。

「どいつもこいつも立ちしょんばっかり!!」と怒り心頭だった。
俺は宥めるように言った。

人はこの世に生を受けたからには、必ず何か秀でた能力を持ってるらしいんだ。
今時、普通に生きてて、そんなに頻繁に立ちしょんを目撃する事なんかない。
つまり、多分、嫁たんは「立ちしょん運」が極めて高いか「近辺の立ちしょんを感知する」能力が極限まで研ぎ澄まされてるんだ。
だから、そのうち世の中が成熟して、立ちしょん捜査官みたいな職種ができたr…ぃぃいたい、ぃたい、いたいごべんなさい( ;´Д`)

なお、彼女は露出狂にもよく出食わした。
そして、怒りがピークに到達した頃に、電車内でまた新たな露出狂のシャウエッセンだかポークピッツだかを見る羽目になった。
ブチ切れた彼女は、そいつの襟首を掴んで電車から引きずり下ろして、駅員に投げつけた。
この元嫁さんは決して武闘派とかではなく、普通の会社員だった。
体力的にも秀でてる訳じゃない。
むしろスポーツとか大嫌いだった。
相手が彼女の剣幕にビビって大人しくなったからそれで済んだけど、さすがに逆上されたら危ないから、1人で強硬手段を取るのは我慢してくれとお願いした。


俺の場合、大嫌いなゴキの気配や居場所をピンポイントで察知する能力がある。

会社とか飲食店、あと普通に外を歩いてる時に、急にゴキの気配を感じる。
で、ふと背後を見ると、奴が壁を登ってたり道を横断してたりする。

出先でふと、ゴキの気を感じて、棚とか箱を動かしてみると、奴が走り出てくる。

ある時は、就寝しようとうとうとしてたら、急に部屋のどこかにゴキがいるような気がした。
気持ち悪くなって眠気が飛んだ。
で、起きたついでにトイレに行った。

トイレのドアを閉めて便座に座る。

おしっこしてると、ふと、ドアの軸側に埃が挟まって揺らいでる、、、と思ったら、何か揺れ方がおかしい。。
( ;´Д`)はて??(裸眼0.1未満)

おしっこし終えて、ドアを開けたら、ドアに挟まってぺちゃんこになったゴキが、ぼとっと落ちた。
ぐぁぁあああああああ( ;´Д`)

…まぁ最後のは偶然だけど、視界に全く入ってなくても、ゴキの存在を感じる事ができるんだ。
つまり、俺が天に授けられた才能は「ゴキ感知」なんだ。
経験を積んだ駆除業者に近い精度だと思う。

いらないし!見たくないし!!
よりによって、何でそんな能力なんだ( ;´Д`)


でも、かつて、俺はもう1つの特殊スキルを持ってた。
スキルと言うか、神通力に近いと思う。


だいぶ前にも書いた事があるけど、20代前半の頃、何度かうんこを漏らした。

別に「俺の特殊能力はうんこを漏らす事です」って意味じゃないから、ブラウザ閉じないで( ;´Д`)

で、うんこを漏らすと毎回、異性絡みのトラブルが起きた。
100発100中だった。
さすがに100回も漏らしてないけど、的中率100%だった。

例えば、彼氏てんこ盛り状態の人と付き合った事がある。
彼氏てんこ盛り状態なのは、別れてから知ったんだ( ;´Д`)
で、ある日、俺がうんこを漏らした。
そしたら、無言電話が来るようになった。
多分そのてんこ盛り彼氏の1人なんじゃなかろうか、と思う。
1ヶ月近く続いたので、その間、携帯越しにヘンデルさんから椎名林檎さんまで、色んな音楽を聴かせたり、様々な撃退の言葉や方法を試した。
有効だったのは「ひたすら笑い声を聴かせる」だった。
実践するのは結構大変だった。

ある時は、女友達同士で、あの子嫌いこの子嫌い的な、小学生みたいないがみ合いが起きた。
どっちの味方するのも面倒臭かったので、適当に生返事してた。
で、ある日、俺がうんこを漏らした。
その後、その女友達同士が急に結託して、俺に矛先が向いた。
更に、その女友達の片方に気がある男友達が鼻息荒く俺に突っかかってきた。
まぁ結局、その3人が当人同士で自滅したので、特に実害はなかった。

他のエピソードは、さすがにブログには書けない( ;´Д`)

もうこの能力は消失してるけど、当時も全然役に立たなかった。
発動する時には既に問題が進行してて、回避不能だった。
で、問題がいよいよ表面化する直前に、もうすぐ酷い目に遭うから覚悟しとけ、みたいな警報として発砲された。
ピーピーピードゴン!みたいな。


以上。良いお年を


- 完 -

危険が危ない3 

2016, 01. 19 (Tue) 18:18

17日の夜に雪が降る、と言う予報を聞いた。
で、当日の帰宅時には、ちょっとみぞれっぽいのが降ってた。


帰宅後。


おれ「( =´∀`)さ~む~い~よるだ~か~らっ♪」

と唱えながら、全裸になった。
歌ったつもりだけど、念仏にしか聴こえなかった。
本当にこれが念仏になるところだった。


大好きな洗濯機に、衣服をポイ。

暫くドラムの回転を鑑賞してたら、やるべき事を思い出した。

俺はお風呂に入る為に全裸になったんだ。
全裸なので、湯船にお湯を貯め始めた。

引っ越し前は、お風呂場に窓がなかった。
今の部屋には、お風呂場に窓がある。

隣の建物は駐車場と一軒家。
障害物になる建物が近くにないので、都内の住宅街の割には、お風呂場の窓からの見晴らしが結構良い。
今日は雪だから、プチ露天風呂気分を味わおう。

コップに三ツ矢サイダーを入れて、風呂場の入口の前に持って行った。
湯船で飲もうと思って。
本当はお風呂で雪見大福食べようと思ったんだけど、買うの忘れちゃった。


おれ「準備できたぜ!待ってろ雪共!」

浴室に飛び込んだ。


お尻とちんちんを洗った。
その他のどうでも良い部分も頑張って洗った。

風呂場の入口前で待機してた三ツ矢サイダー君を招き入れた。
そして、花臭い塩を湯船に投入した。

おれ「あいやー!!」
お湯「どぼぼん」


1分後。


おれ「( =´∀`)ふ~っ、あったか~い」

ぽかぽかしてきた。


おれ「( =´∀`)そろそろ窓開けよっかな~」

ああさぞかし美しい光景を楽しめる事だろう。


おれ「( =´∀`)よし、開けようっと。ガラガラガラガラ…」

風雨「ゴゴーザザザザザッ!!ビチビチビチビチ!!!」

おれ「( ;´Д`)ぎゃっ、っ、つ、つめたい…さささぶっ…さぶ…たすけて…」


雨に横殴られた。
命が危ぶまれるくらい寒かった。


暖まり直してからサイダー飲んだら、炭酸抜けてて、ぬるい砂糖水になってた。
まずかった。


- 完 -

死にかけた話2 

2015, 12. 26 (Sat) 13:48

20年近く前、おっ母と暮らしてた頃の話。

ある日、おっ母が真剣な表情で何かを告げた。
面倒臭かったので、適当に聞いてる振りだけした。
結果的に、これがまずかった。


深夜、超空腹で目が覚めた。
冷蔵庫を開けたけど、パッと食べられそうな物がない。

…と思ったら、奥に白い箱があった。
開けてみると、お煎餅がぎっしり。

( ;´Д`)むはー美味そう…


腹が減りすぎてたせいか、かなりの勢いで口に放り込みまくった。

う~ん、あんまり美味くないな( ;´Д`)

あんまり味がしない。
敢えて言えば、ほんのりとカビのような香り。
ゴルゴンゾーラとかブルーチーズみたいな。

薄味だけど、大量に口に入れれば満たされるだろう。
ぽいぽいぽいぽいぼりぼりぼり…

ほら、段々濃くなってきた。
薫る発酵臭…





まずっ!( ;´Д`)


くさっ!!( ;´Д`)


なんだこれ?殺鼠剤か何かか??
全部食っちゃったよ( ;´Д`)





暫くすると、猛烈に喉が渇いてきたので、お茶をがぶがぶがぶがぶ…

でも、喉の渇きは増すばかり…

暫くすると、ある閃きが生まれた。
閃きというか、俺が唯一、悟りを開いた瞬間だった。

…理由はよく分からないけど、俺は間もなく死ぬっぽい。

死ぬほど苦しいとかでもなく、喉が渇いて悪寒がするってだけなんだけど、死が直接浮かんで、しかも浮かんだ時にはもう確信してた。

普段、死ぬのは怖い嫌だと普通に思うんだけど、その時はそういう感情がさっぱりで、単に死ぬイメージが浮かんで、それにあっさり納得した。

本能が確信を持って何かを告げた時って、こんな感じになるのか、とそれ以来は思うようになった。

でも、まずい、と思った。
俺が死ぬのはもう分かったけど、おっ母、超びっくりするだろ!
俺を育てるの超大変だったろうに、それは申し訳なさすぎる…うし、一筆書いとこう。

メモ用紙に遺言を書き始めた。





母へ

理由はよくわかりませんが、何かだめっぽいです。
おどろかないで下さい。





上記のような事を書いて、後は謝罪とか感謝とかを付け足せばおっけーかな、と思った。

でも、その頃には体調がかなり悪化してきて、猛烈に気持ち悪いし、目眩までした。

ひとまずベッドに行って、寝転がろう。
もう目が覚めないだろうけど、いいからさっさと眠りたい( ;´Д`)

で、そのまま寝た。


…夢を見た。
うんこしたい、と思う夢だった。
なので、うんこした。

そしたら、俺の21世紀枠にリアルな感触がして、びっくりして目が覚めた。

間一髪!あ~危なかった…あれ?( ;´Д`)





お尻にハンバーグが挟まってる。。


くくくく
( ;´Д`)


お尻サンド?
いや、お尻は挟む側だから、ちょっとだいぶ違うか。

…まぁ、そんな定義はいいや。

話を戻すと、お尻サンドを便所まで運んだ。

誰かの役に立つかも知れない豆知識。
お尻を強く閉じたまま歩くと、膝を曲げづらいよ。





パンツと、それから念の為、シーツも洗った。

俺は結局、15時間くらい寝てたみたい。


そして、夜。


おや「何かよく分からないメモがあったんだけど…」

おれ「や、その、何か急に死ぬ気がして、何の説明もないとびっくりするだろうな、と思ってさー」

おや「…あぁそう。あの、これから観たい番組が始まるから、静かにしててね」

おれ「あ、うん( ;´Д`)」


…その後


おや「ちょ、ちょっと!!」

おれ「ほい」

おや「冷蔵庫にあった箱知らない?」

おれ「あ、煎餅?ごめん、全部食っちゃった」

おや「食べた?食べたの!?全部!!?」

おれ「ご、ごめん勢いで。。でも、まずかったよ( ;´Д`)」

おや「…あんた、何ともなかったの?」

おれ「妙に喉渇いたけど…あ!そうだ!あれ食ったら死にそうになってうんこ漏らしたんだ!よっしゃ原因が分かった!」

おや「漏らした?うんちを!?」

おれ「あわわわわわ( ;´Д`)」

おや「…まぁ、それはいいやもう。。体調は?」

おれ「今?良いよ。何ていうか、絶好調がみなぎr…」

おや「あの箱に入ってるのは蕎麦粉で出来た煎餅だからあんたは食うな、って言ったよね?で、うんって返事したよね?で、全部食べたって?何なのあんた?」

おれ「( ;´Д`)…すいません」

おや「すいませんじゃなくてさ、しかも何で食べてる途中で気づ(略」





どうやら、アレルギーのせいで舌が拒絶反応を起こすらしく、俺は蕎麦の味を知覚できなくて、青カビ系のチーズのような匂いと味に感じるっぽい。
ブルーチーズ嫌いじゃないので全部食っちゃったんだきっと。
蕎麦は刺激物だ。


★この体験から学んだ事

・本能の説得力は凄いんだな
・踏ん張れば、夢が叶う


- 第二部 完 -

メリーうんこ 

2015, 12. 25 (Fri) 02:56

みなさん、ケーキたらふく喰らいましたか?

もちろん俺も盛大に!!
























働いてるヨ!!!!!!!!

20151225010109f25.jpg


お祭り気分にあやかって、シャンメリーの蓋を、天井に発射しときますた。


蛍光灯割れなく良かった( ;´Д`)

死にかけた話1 

2015, 12. 18 (Fri) 03:55

親に聞いた話。全く覚えてない。

物心ついた頃、俺が蕎麦を食った。
生まれて初めて食べた蕎麦。

そしたら、白目を剥いて口から泡をぶくぶく出して痙攣し始めた。
おっ母が救急車を呼んだけど、俺の様子が尋常じゃなかったので、みんなちょっと諦めたらしい。

で、救急車に乗った。
隊員の説明だと、たぶん俺は蕎麦粉アレルギーだろう、と。

暫くすると、俺の息が止まった。

…と思ったら、吐き始めた。
大量に吐いたら、速攻で回復した。

元気になった俺は、おっ母に状況を聞いた。


おれ「え、救急車?」

おや「うん。あのね、さっきお蕎麦を食べ…」

おれ「…これ、救急車!?」

おや「そう。あのね、さっ…」

おれ「うおおおおおおおおおお!!( ;´Д`)」


甚だしく興奮した。
生まれて初めて乗った救急車。

病院に着く頃には全快してたので、救急車のドアが開いた瞬間に俺は飛び出して、そのまま院内に突っ込んだ。

おっ母は医者に、テンション最高潮の幼児を連れてきた事を詫びた。

医者の説明。
検査はするけど十中八九、蕎麦粉アレルギーだ。
大量に食い過ぎて身体がショックを起こした可能性が高い。
まぁ吐く体力があるなら心配ない。

その頃、俺は院内の水道の蛇口を、左から右まで片っ端から開放して、ガニ股で両手を前に伸ばして、絶叫した。

おれ「おおおおお!水が出るーーー!!( ;´Д`)」

間もなく、強烈なビンタが飛んで来る。


- 第一部 完 -

哀しい物語 

2015, 10. 09 (Fri) 20:20

むかしむかし、とあるお方が旅に出たところ、早速、山道で遭難しました。

歩けども歩けども、人里への方角の見当がつきません。
周りは少しずつ暗くなってゆき、何だかずっと同じところをぐるぐるぐるりと歩き回っているような気がしてきます。

やがて両脚の力が抜け、座り込んだまま動けなくなってしまいました。

大きな木の根元に背を凭れていると、心細さに押し潰されそうになりました。
お腹も空いてきました。

腰を下ろしたあたりにはキノコがたくさん生えています。
試しに一本、毟ってみました。
あら、美味しそう。

しかし、実際に食べるにはとても勇気がいります。
大体どんなキノコだか分かったものではありません。
こんな疲労と絶望にのしかかられた状態で、もし中毒にでもなってしまったら、そのままのたれ死んで、それこそ、そのうち自分がキノコになってしまいそうです。

「キノコは余のイチモツだけで十分じゃ!」

もはや自分が握っているのがキノコなのか、イチモツなのかさえよく分かりませんでした。
確かなのは、どちらであろうが大層気持ちが良いという事です。



いわゆる「疲れマラ」という現象は、生命の危機に瀕した際に勃ち上がる防衛本能だ、という大層ロマンチックな説があります。
私はそんなもの信じてませんが。