アカミミガメは音楽を理解する上に厳しい説
2018, 10. 08 (Mon) 23:11

幅広い時代の音楽を楽しむ良子さん
俺がピアノを弾いてると、良子さんは1番近い場所に来てじっとする。

嫁さんがバイヨりんやビヨラを弾いてる時もそう。
完全に聴き入ってる
https://youtu.be/I2OYwdS3Vd0
最初は、単に人の行動を見てるだけだと思ってたんだけど、例えば俺がピアノ椅子に座ってるだけでピアノを弾かずに他の作業をしてる時は、そんな事はない。
楽器以外の物音ががしても、一瞬しか反応しない。
つまりは、アカミミガメは音楽を理解する、と。
うん、そうに違いない。
ってか、もうそれで良いじゃん、みたいな。
ニホンイシガメのチビ作子ちゃんは、音楽には全然興味なし

嫁さんが調べたところ、亀は水中でも20~700Hzの音を聴き取れるらしい。
http://ebiflynikki.blog75.fc2.com/blog-entry-3012.html
ピアノは弱音ペダル入り、バイヨりんやビヨラはミュート付きなのに、いつも良く聴いてる。
耳も良いんだな。
しかし最近、俺の演奏を聴かなくなった良子さん。
曲に飽きたか?
でも、いつも10曲近く弾いてるんだけど。
音楽を聴くのに飽きたか?
でも、嫁さんが弾いてる時は聴いてるじゃん。
ルービン何とかとかいうおっさんの演奏を流すと聴くじゃん。
ショパンの曲に没頭する良子さん

…あ、なるほど。わかった。
良子さん、シビアなお耳をお持ちなのね( ;´Д`)
- 完 -
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おかめズの諸事情
2018, 09. 07 (Fri) 23:39
おっ母が引き取ったツン君
こいつの様子を見に行く道中、何かおやつ的なエサでも買ってこうと、ペットショップに寄った。
猫用のかまぼこみたいなのを選んでレジに行くと、店員と客が何か喋ってた。
客はじぃさん。
店員のねーちゃんは慌ててる。
どうせくだらない話だろう、客商売は本当に大変だな、とか思いながら聞いてた。
実際は、くだらないというか、かなり胸糞悪い話だった。
じぃさん曰く、亀を持て余してるので、どこかに逃がしたいんだ、と。
できれば今日、目黒川かどこかの池にでも離しに行こうと思う、広いしエサもありそうだし亀も幸せじゃないか。そうだろ?
近場だと、どこが1番良いんだ?
こいつ頭湧いてるな、と思った。笑
目黒川は、廃水だらけのドブ川だ。
あんな所で生きてけるのは、ボラくらいだろう。
公園の池だって、ミドリガメの先住者だらけで、ミドリガメ以外は速攻で手足喰われておしまいだ( ;´Д`)
ミドリガメにしたって、長年人に飼われてたようなのは、エサにありつく前に事故るか飢え死にするか、ガキんちょに捕まって弄くり回されておしまいだろう。
運良く生き延びたとしても、ミドリガメは日本でかなり問題視されてる外来種だ。
結構何でも食うし身体が丈夫で繁殖力も高いので、各地で他の亀を駆逐したり魚や鳥を食い荒らしたりレンコンを壊滅させたりして、駆除の機運が年々高まってる。
今はたくさんミドリガメがいる場所も、いつ間引かれたり一掃の憂き目に遭うか分かったもんじゃない。
ようするに、その亀らが生き延びる可能性は、あんまり高くないだろな、と思った。
で、割り込んで話を聞いてみた。
亀は2匹。
種類は知らない。
片方は30cm、もう片方はその半分くらい。
もう20~30年飼ってるけど、でかくなりすぎた。
娘にもいい加減どこかに放して来いって言われてるし、どうすれば良いか分からん。
こいつは本当にクソジジイだな、と思った。笑
とりあえず店員と俺でなだめすかせてるうちに落ち着いたようで、亀のエサを買って帰った。
でも、結局捨てるんだろうな。哀れな亀たちだ。
いや~な気持ちが残った。
そのペットショップは、ツン君に会いに行く道中で結構寄るお店だ。
何度かそのペットショップに寄ってるうちに、またそのじじぃに出くわした。
案の状、亀を捨てたくてしょうがない様子。
もう本当に無理なんだ、今から逃してくるからどこが1番マシか教えてくれ、と。
何なんだこいつ( ;´Д`)
あ~あ、もう助けざるを得ないな、と思った。
別に俺、亀飼いたくないんだけど( ;´Д`)
あいつらの世話、めっちゃ大変なの知ってるし。
とはいえ、こういうのは、俺ができる唯一の、地球への恩返しだと思う事にした。
亀を引き取る旨をじじぃに伝えた。
で、急いで衣装ケースを買って即席の住処を用意した。
じじぃは、でかい一軒家に住んでた。
全然飼えるじゃねーか、と思った。
その家の玄関先の駐車スペースの脇に、でかい植木鉢が置いてある。
その植木鉢の中に、亀がいた。
そうか、こいつらが見捨てられた亀か、と思った。
でかい方は、じじぃの父親が30年くらい前に買ってきたらしい。
小さい方は、20年くらい前にじじぃが大井町で買ってきた、と。
碌すっぽ飼えねー癖に何でまた買うんだよ。笑
っていうか、一軒家なんだし、亀スペース沢山あるじゃねーか。笑
じじぃ「あ、ちょっと待って下さい。最後なので家族達に見せてお別れさせたい」
で、携帯を取り出して家の中の連中を呼び出した。
じじぃ「…娘に怒られた。赤ん坊が寝てるんだから静かにしろってさ( ;´Д`)」
娘婿とその子供が出てきた。
じじぃ「最後に亀と一緒に写真撮るか?」
クソ孫「撮って撮って~ぃぇ~ぐぇ~v( ´Д`)」
このクソガキを頭から踏み潰したい衝動を抑えつつ、念のため聞いてみた。
おれ「こいつら、名前とかありますか?」
クソ「あぁ、無い無い。お好きにつけてくれれば良いですよ」
おれ「はぁ…あ、そうだ、水はどの位の頻度で変えてました?」
クソ「毎週、日曜日に変えるようにしてました。10円玉を入れておけば、ボウフラも湧かないし。入れ替える時は鉢をこう傾けて、柄杓で古い水を出すんですよ。ガリッガリッ…」
斜めになった鉢の中でずり落ちる亀たち。
そいつらを柄杓でズラし除けながら、古い水を捨てるじじぃ。
何だかなぁ( ;´Д`)
でかい方はじじぃが用意した盥に、小さい方は俺が用意したバケツに入れて運ぶ事になった。
じじぃ「ええと、このデカいやつ、どうやって盥に移しましょうか( ;´Д`)」
20~30年飼ってた癖に、亀の持ち方も知らねーのかよ( ;´Д`)
もう、さっさとこの場から離したい。
デカい亀の両脇を掴んで盥に移した。
車中、暴れまくる2匹。
とりあえず、元気なのは良かったけど、かなり不安なんだろうな( ;´Д`)
うちのマンソンに着いた。
まずは、デカい方から運んどこう。
盥が小さすぎて、上から押さえてないと飛び出しそうな勢いで暴れてる。
しかも、かなり力がある。
昔、クサガメを飼ってた事があって、そいつもかなり逞しいやつだったけど、それ以上だ。
こりゃ、大変だ( ;´Д`)
大丈夫だぞ~、と声を掛けながら顔を向けると、デカ亀は、口を開いて俺の顔に首を伸ばした。
食い殺してやる、と言わんばかりの顔だった。
部屋に入って、衣装ケースに入れた。
めっちゃパニクってる。
その後、小さい方も衣装ケースに入れた。
どっちも、バシャバシャと落ち着かない様子。
そりゃ、そうだよなぁ。
こいつらにしてみれば、20~30年振りの大事件だろう。
でかい方は、ミシシッピ・アカミミガメ
ミシシッピ・アカミミガメは、かなり人に振り回されてる亀だ。
長年、ミドリガメとして大量に輸入されて出回って、そのうち成長すると、デカすぎて飼えないとかで川や池に捨てられる。
捨てられた場所で適応すると、今度は生態系を荒らす外来種として駆除される。
環境庁がアカミミガメ撲滅プロジェクトみたいなのを発足させたり、駆除したアカミミガメを肥料にする研究とかされてるんだよね。
ちびっこい方は、ニホンイシガメ
ちっこい上に綺麗な渓流じゃないと生きられない身体なので、蛍みたいに開発の影響で激減した。
更に、外来種のアライグマに喰われたりアカミミガメに住処を追われたりしながらどんどん減ってった。
しかも、減れば減る程、希少価値が上がるので、イシガメマニアみたいなのに売る目的で乱獲された。
結果、今では準絶滅危惧種だか何だかになってる。
これまた対照的な2匹だな。笑
既に年老いてると思われる年齢のこいつらが、あと何年生きるかは知らんけど、10年後でも安全と言えそうな場所は、そんなに多くないだろう。
あったとしても、2匹共に適応できて食われないで駆除もされない、となると、もしかしたら無いかも知れない。
まぁだったら、うちでのんびり余生を過ごせば良い。
アカミミの良子さん
イシガメ のチビ作君
…で、うちの家族に亀2匹が追加された。
毎日ちょっとずつ環境を改善しながら整えてるとこ。
- 完 -

こいつの様子を見に行く道中、何かおやつ的なエサでも買ってこうと、ペットショップに寄った。
猫用のかまぼこみたいなのを選んでレジに行くと、店員と客が何か喋ってた。
客はじぃさん。
店員のねーちゃんは慌ててる。
どうせくだらない話だろう、客商売は本当に大変だな、とか思いながら聞いてた。
実際は、くだらないというか、かなり胸糞悪い話だった。
じぃさん曰く、亀を持て余してるので、どこかに逃がしたいんだ、と。
できれば今日、目黒川かどこかの池にでも離しに行こうと思う、広いしエサもありそうだし亀も幸せじゃないか。そうだろ?
近場だと、どこが1番良いんだ?
こいつ頭湧いてるな、と思った。笑
目黒川は、廃水だらけのドブ川だ。
あんな所で生きてけるのは、ボラくらいだろう。
公園の池だって、ミドリガメの先住者だらけで、ミドリガメ以外は速攻で手足喰われておしまいだ( ;´Д`)
ミドリガメにしたって、長年人に飼われてたようなのは、エサにありつく前に事故るか飢え死にするか、ガキんちょに捕まって弄くり回されておしまいだろう。
運良く生き延びたとしても、ミドリガメは日本でかなり問題視されてる外来種だ。
結構何でも食うし身体が丈夫で繁殖力も高いので、各地で他の亀を駆逐したり魚や鳥を食い荒らしたりレンコンを壊滅させたりして、駆除の機運が年々高まってる。
今はたくさんミドリガメがいる場所も、いつ間引かれたり一掃の憂き目に遭うか分かったもんじゃない。
ようするに、その亀らが生き延びる可能性は、あんまり高くないだろな、と思った。
で、割り込んで話を聞いてみた。
亀は2匹。
種類は知らない。
片方は30cm、もう片方はその半分くらい。
もう20~30年飼ってるけど、でかくなりすぎた。
娘にもいい加減どこかに放して来いって言われてるし、どうすれば良いか分からん。
こいつは本当にクソジジイだな、と思った。笑
とりあえず店員と俺でなだめすかせてるうちに落ち着いたようで、亀のエサを買って帰った。
でも、結局捨てるんだろうな。哀れな亀たちだ。
いや~な気持ちが残った。
そのペットショップは、ツン君に会いに行く道中で結構寄るお店だ。
何度かそのペットショップに寄ってるうちに、またそのじじぃに出くわした。
案の状、亀を捨てたくてしょうがない様子。
もう本当に無理なんだ、今から逃してくるからどこが1番マシか教えてくれ、と。
何なんだこいつ( ;´Д`)
あ~あ、もう助けざるを得ないな、と思った。
別に俺、亀飼いたくないんだけど( ;´Д`)
あいつらの世話、めっちゃ大変なの知ってるし。
とはいえ、こういうのは、俺ができる唯一の、地球への恩返しだと思う事にした。
亀を引き取る旨をじじぃに伝えた。
で、急いで衣装ケースを買って即席の住処を用意した。
じじぃは、でかい一軒家に住んでた。
全然飼えるじゃねーか、と思った。
その家の玄関先の駐車スペースの脇に、でかい植木鉢が置いてある。
その植木鉢の中に、亀がいた。

そうか、こいつらが見捨てられた亀か、と思った。
でかい方は、じじぃの父親が30年くらい前に買ってきたらしい。
小さい方は、20年くらい前にじじぃが大井町で買ってきた、と。
碌すっぽ飼えねー癖に何でまた買うんだよ。笑
っていうか、一軒家なんだし、亀スペース沢山あるじゃねーか。笑
じじぃ「あ、ちょっと待って下さい。最後なので家族達に見せてお別れさせたい」
で、携帯を取り出して家の中の連中を呼び出した。
じじぃ「…娘に怒られた。赤ん坊が寝てるんだから静かにしろってさ( ;´Д`)」
娘婿とその子供が出てきた。
じじぃ「最後に亀と一緒に写真撮るか?」
クソ孫「撮って撮って~ぃぇ~ぐぇ~v( ´Д`)」
このクソガキを頭から踏み潰したい衝動を抑えつつ、念のため聞いてみた。
おれ「こいつら、名前とかありますか?」
クソ「あぁ、無い無い。お好きにつけてくれれば良いですよ」
おれ「はぁ…あ、そうだ、水はどの位の頻度で変えてました?」
クソ「毎週、日曜日に変えるようにしてました。10円玉を入れておけば、ボウフラも湧かないし。入れ替える時は鉢をこう傾けて、柄杓で古い水を出すんですよ。ガリッガリッ…」
斜めになった鉢の中でずり落ちる亀たち。
そいつらを柄杓でズラし除けながら、古い水を捨てるじじぃ。
何だかなぁ( ;´Д`)
でかい方はじじぃが用意した盥に、小さい方は俺が用意したバケツに入れて運ぶ事になった。
じじぃ「ええと、このデカいやつ、どうやって盥に移しましょうか( ;´Д`)」
20~30年飼ってた癖に、亀の持ち方も知らねーのかよ( ;´Д`)
もう、さっさとこの場から離したい。
デカい亀の両脇を掴んで盥に移した。
車中、暴れまくる2匹。
とりあえず、元気なのは良かったけど、かなり不安なんだろうな( ;´Д`)
うちのマンソンに着いた。
まずは、デカい方から運んどこう。
盥が小さすぎて、上から押さえてないと飛び出しそうな勢いで暴れてる。
しかも、かなり力がある。
昔、クサガメを飼ってた事があって、そいつもかなり逞しいやつだったけど、それ以上だ。
こりゃ、大変だ( ;´Д`)
大丈夫だぞ~、と声を掛けながら顔を向けると、デカ亀は、口を開いて俺の顔に首を伸ばした。
食い殺してやる、と言わんばかりの顔だった。
部屋に入って、衣装ケースに入れた。
めっちゃパニクってる。
その後、小さい方も衣装ケースに入れた。
どっちも、バシャバシャと落ち着かない様子。
そりゃ、そうだよなぁ。
こいつらにしてみれば、20~30年振りの大事件だろう。
でかい方は、ミシシッピ・アカミミガメ

ミシシッピ・アカミミガメは、かなり人に振り回されてる亀だ。
長年、ミドリガメとして大量に輸入されて出回って、そのうち成長すると、デカすぎて飼えないとかで川や池に捨てられる。
捨てられた場所で適応すると、今度は生態系を荒らす外来種として駆除される。
環境庁がアカミミガメ撲滅プロジェクトみたいなのを発足させたり、駆除したアカミミガメを肥料にする研究とかされてるんだよね。
ちびっこい方は、ニホンイシガメ

ちっこい上に綺麗な渓流じゃないと生きられない身体なので、蛍みたいに開発の影響で激減した。
更に、外来種のアライグマに喰われたりアカミミガメに住処を追われたりしながらどんどん減ってった。
しかも、減れば減る程、希少価値が上がるので、イシガメマニアみたいなのに売る目的で乱獲された。
結果、今では準絶滅危惧種だか何だかになってる。
これまた対照的な2匹だな。笑
既に年老いてると思われる年齢のこいつらが、あと何年生きるかは知らんけど、10年後でも安全と言えそうな場所は、そんなに多くないだろう。
あったとしても、2匹共に適応できて食われないで駆除もされない、となると、もしかしたら無いかも知れない。
まぁだったら、うちでのんびり余生を過ごせば良い。
アカミミの良子さん

イシガメ のチビ作君

…で、うちの家族に亀2匹が追加された。
毎日ちょっとずつ環境を改善しながら整えてるとこ。
- 完 -
おかめ
2018, 08. 25 (Sat) 07:27
諸事情で、おピアノとおブログに使う頭と時間を減らし中。
諸事情
でか亀
チビ亀
名前考え中
- 完 -
諸事情

でか亀

チビ亀

名前考え中

- 完 -