掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿七~ 

2019, 11. 16 (Sat) 01:11

お引越しやその準備は、意外と手間取った。


お家具。


狭い部屋向けの物しか持ってなくて、どれも使い倒れ寸前だった。

広くなって人も動物も増えるので、この機会に根こそぎ買い換えたり買い足したりした。

人を駄目にする椅子。



お家電。


いちいち新品を普通に買うと、とんでもない値段になるので、ヤマダのアウトレットで揃える事にした。

おっ母はテレビ観るので、アンテナ付けてテレビと録画機買った。

1番真剣に観てるのは良子さんだけど。


エアコンも、賃貸みたいに備え付けがない上に、全部の部屋に付けなきゃだ( ;´Д`)
エアコンは当初、家の売主の子会社に手配を頼んでた。
けど、その子会社も調整が超ヘタクソで、工事日程の調整が全然進まない( ;´Д`)

真夏にエアコン無しで住めるわけないので、全部キャンセルして、ヤマダのアウトレットに頼んだ。


家電屋さんは対応が小慣れてて早いね。


お家のチューニング。


外っ側は前回の記事の通り。


内っ側の床は業者にそそのかされて、フロアコーティングとかいうのを施した( ;´Д`)


まぁ、猫のゲロが床の継ぎ目に染み込まないようになったから良いか。

窓は嫁さんに丸投げて、ミラーガラスってのにした。

カーテンも嫁さんに丸投げて、良い感じにしてもろた。




1部屋だけ俺チョイスなんだけど、そこだけズバ抜けて悪趣味になった。



ピヤノのお引越し。


まず、ピアノの引っ越し専門業者に預ける。
で、調律とクリーニングが終わったら新しい家に持って来てもらった。
そしたら、当初予定してた部屋には入らない事が判明した。
ドアがクソ狭すぎて通らない、と( ;´Д`)
しょうがないから、ベランダ側の広い方の部屋に、クレーンで押し込んでもらった。

音楽室については後日書くでよ(=´∀`)


動物のお引越し。



ペットタクシーって業者があって、そこに頼んだ。
猫は業者のケージに入れて、お亀ズはプラケースをこっちで用意して水を入れて運んでもらった。

良子さんはそのプラケースをペット業者に持ち上げられた瞬間、俺を見ながら「助けてー!裏切ったなお前!」みたいな顔をしてた。
で、俺は「ばいばーい」って手を振ったんだけど、それを根に持って、1週間近く俺を無視して嫁さんにばっかり愛想良くしてた。

チビ作(名付けてからメスと判明)は長年、良子さんに守られて生きてて、警戒心ゼロだったので、すんなり済んだ。

到着直後、お外に興奮するお亀たち。


おツンは、新しい家にビビりまくってた。


夜までこんな感じだった。


夜中になって、ようやく状況を理解したようで、あちこち調査し始めた。




前の部屋の解約と片付けも済んで、完了。
やっと全部終わった。。

おうち買うのって大変なのね( ;´Д`)


地域や物件を調べる

候補を見繕う

仲介屋に現物を見せてもらう

借金の仮審査を受ける

即席で目を養う

どれ買うか決める

借金の本審査を受ける

販売業者と契約する

借金の契約をする

内覧会で駄目出しする

大金を借りる(=´∀`)

大金を払う( ;´Д`)

おうちゲット(=´∀`)

家具家電を揃えたり

引っ越す

泣きながら片付ける

色々工事する

銀行に金を返すor 踏み倒す ←今ここ


一気に、物凄く貧乏になった。笑
43歳の癖に、1000円くらいしか持ってない。

しかも、76歳まで借金を返し続ける事になってる。
さすがに70代まで働きたくないので、最低でも15年は繰り上げるぞ。

会社から金を毟り取る日々やで( ;´Д`)


たっぷり稼ぐ為の第一歩として、難関資格を取得しといた。




~ 完 ~
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掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿六~ 

2019, 11. 14 (Thu) 00:26

建売は、余った敷地は全部駐車場にしとくっぽい。
建ぺい率40%なので、6割が駐車場になってた。

土間コンクリートで何か殺風景な感じ。



なので、お庭業者に頼んで根こそぎ改修してもろた。


まず、土間コンクリートを、石貼りに。



出来合いのポストは白かった。



🎵何故だー!

🎵ポストが白いのは~


…と思ったので、通販で赤いやつを買って、ついでにぶっ刺してもろた。



春夏のお亀遊園地。



適当に木を植えてもろたけど、中途半端なので、お花をちょろっと足して、隙間にネモヒラの種を蒔いといた。



ちょっとずつウッドチップを除けてって、お花畑にしてくで(=´∀`)




~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿伍~ 

2019, 11. 12 (Tue) 00:15

人は、おうちを買ったら、真っ先にせねばならない事がある( ´Д`)


それは…












シャンデリヤです(=´∀`)


リビング



ダイニングは、嫁さんに金額を聞かれた時にちょっと震えた。



お階段



音楽室(=´∀`)



おっ母の部屋と納戸は、シャンデリヤとかしょうもないのは勘弁してくれ、あんたのお化け屋敷みたいな趣味には付き合ってられん、と言われてもうた( ;´Д`)
なので、普通のLEDのシーリングライトに( ´Д`)


共用の納戸は、お花(=´∀`)



寝室は、ひとまずペンダントライト( ´Д`)



あんまし気に入ってないので、アラビアンランプに差し替えたい。

これの天井から吊るすタイプのやつに。




~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿四~ 

2019, 11. 10 (Sun) 00:03

家の鍵を受け取って、引き渡しが終わった。

男はマイホームのドアの鍵を初めて開けた時に大きな感動を覚える、と聞いた事がある。
一生に一度のチャンスなので、早く味わいたいぞ。

んじゃ、現地に行きますかね(=´∀`)


お家に着いた。


そして!!


ついに!!!!


おらは!!!!!!


この手で!!!!!!!!


ドアの鍵を開けたのだ!!!!!!!!!!


ドア「ぱかっ…」

おれ「わくわく(=´∀`)」

お家「しーん…」

おれ「( ´Д`)…」

熱気「もわっ」

おれ「暑っ!あっつ~( ;;´Д`)」


何度も内覧してる家なので、特に何の感慨もなかった。
っていうか、ドアの開け閉め如きで感動とか、情緒不安定すぎでしょ。笑
そんな事より、暑くてチリチリするぞ。

まだエアコンが来てなかったので、窓を開けて、縁側に腰掛けた。
意外と空気の流れがあるんだな。

家の前が静かで広々してる。
向かいの家はリゾート地の別荘みたいで綺麗だなぁ。
確かに嫁さんの言う通り、街並みが落ち着いてる。
人生の後半をこういう地域で過ごせるのは、運が良いかもな。

そういえば、一戸建てに住むの30年振りくらいだわ。
昔は、アパートとかマンソンに憧れたりもしたなぁ。


独身の頃は、会社に行けさえすれば良かったので、駅から1分の5畳の収納無しの部屋に住んでた。

今思うと、超碌でもないとこだった。
http://morusaku.blog.fc2.com/blog-entry-182.html

さすがにタコ部屋すぎだったので、もう少しマシなアパートに越した。
http://morusaku.blog.fc2.com/blog-entry-232.html

けど、モルモット飼い始たりおピアノ始めたりしたら、手狭になった。
http://morusaku.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

で、ちょぃマシなマンソンに越した。
http://morusaku.blog.fc2.com/blog-entry-238.html

その後、モルモットは結局死んじゃったけど、お結婚したり生ピアノ入手したり亀飼ったりしてくうちに、また手狭になった。
あと将来、うちのおっ母と猫も同居する、って話も出た。

賃貸で人も動物も全部収容できて楽器も弾ける物件ってなると、家賃が凄まじい事になる。

んじゃ、何か買うしかないなぁ、となってここに至る、と。
まぁ、俺にしては上出来だろう。
やっとアップライト全開で弾けるな。


…のんびりしてるうちに、気持ちも段々と充足してきた。


~ もう数回つづくよ ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿参~ 

2019, 11. 08 (Fri) 00:37

やっと、引き渡しの日になった。
何かイベントがある度に、いちいち半休とか全休を取る羽目になるのがキツかったので、やっと終わる事にほっとした。

とはいえ、俺と何人かは、有給どころか5月の連休すら取れない状況だったりして、それが親会社の総務の逆鱗に触れて、社長や役員がめっちゃ怒られてた。
だからって仕事量が改善される訳もなく、更に、潰されて失踪しちゃった人、頭までやられて来なくなっちゃった人、転職した人等が出て、その人達の仕事も全部、引き継ぎゼロで降りかかって来た。

で、結局、問題にならないように休みは取れ、でも全部何とかしろ、みたいな碌でもない指示が出てた。
こいつらの口に激辛カレーでも詰め込んでやりたいぞ( ;´Д`)

…まぁ、なので、有給自体は取りやすい空気になってた。
休めば休む程、自分の首を絞める羽目になるけど、まぁ弱者なので仕方ない( ;´Д`)


…とかムカムカムカムカしてるうちに、銀行に着いた。
既に、不動産屋、売主、銀行の人、司法書士(登記する人)が来てて、俺を待ってた。

で、また何か長い能書きが始まった。
一生懸命聞いた振りしつつ、その都度、住所と名前を書いて実印を押す俺。
何なのこの風習は( ;´Д`)
まぁ、これで最後だ。


ひと通り終わると、通帳を渡された。

物凄い金額が振り込まれてる。
やったー!豪遊するぞ!!(=´∀`)

…と思ったら速攻で引き落とされてた。笑
更に、俺の他の口座からも、頭金とか仲介料で激しい金額が引っこ抜かれてく( ;´Д`)
人生のピークを一瞬で通り過ぎて、下り坂を直滑降してる事を悟った。

あぁ、これからハゲたりボケたり入院したり死んだり燃やされたり埋められたり犬に小便掛けられたりするんだろうな。


~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿弐~ 

2019, 11. 06 (Wed) 00:31

金消何とかが終わって、今度は内覧会というのがあった。
売主と一緒に物件の内装をチェックして、瑕疵が見つかったら指摘して、引き渡しの日までに直してもらうらしい。

と言っても、こっちはド素人なので、表面の一部くらいしか分からん。
俺も嫁さんも、細かい傷なんてどうでも良かったので、わざわざ現地に行くのが面倒臭くてしょうがなかった。
外観はとうせ2、3年で傷だらけになるんだし、中身の瑕疵なんか隠蔽されてるだろうし、数十分で何をチェックしろって言うんだか( ;´Д`)

あんまり意味のあるイベントとは思えなかったけど、とりあえずネットで、内覧会の時のチェックリストを拾って持参した。


現地に着くと、既に売主の担当者が来てた。
全部屋の傷をチェック済みで、あちこちに付箋が貼ってあった。
なので、その説明を受けながら、ドア窓の開閉を適当にチェックした。
一箇所、クローゼットの開閉に引っ掛かりがあったので、ついでに直してくれ、と頼んだ。

その後、家の設備や住んだ後のサポートについて説明を受けた。

で、解散。

特に何の感想もない。


~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿壱~ 

2019, 11. 04 (Mon) 00:28

銀行の審査が終わって、今度は金消契約とかいうのを結ぶ為に、また銀行に行った。


ここで、金消契約について説明しよう。

金消契約とは、訳の分からない大量の書類に、住所と名前を適当に書いて実印を押しまくる事だ。
またかいな( ;´Д`)
行く前から面倒臭くてしょうがなかった。

そんなどうでも良いイベントではあったけど、この日、大きな収穫があった。
それは、団体信用生命保険。

銀行は貧乏人に住宅ローンを組ませる時に、後で取りっぱぐれないように、金を貸す相手に団体信用生命保険ってのに入らせる。
団体信用生命保険に入ってる奴がくたばると、銀行に保険金が支払われて、住宅ローンがチャラになるらしい。
って事は、遺族は銀行に1円も返さなくて良い。
住居費が0になったら、後の生活はどうにでもなるだろう。
死んだ責任を他人が取ってくれるなんて、何て親切なシステムだ。

俺が生きてるなら、予定に沿って住宅ローンを返済してくから、金銭的に心配はない。
くたばったらくたばったで、家がタダになる。
つまり、俺は生きてようが死のうが、どっちでも問題ない訳だ。
というか、むしろ死んだ方が客観的には安全なのか。笑

もちろん死んだら嫁さんは悲しむだろう。
でも、誰だって将来死ぬ。
俺より先に死なない限りは、遅かれ早かれ通る道だ。
そういう死に伴う感傷だか何だかを乗り越えた先では、住む所は確保されてて、預貯金や普通の保険金も入るし、遺族年金ももらえるだろう。
この程度の資産なら相続税も掛からんだろうし、余った金で1回くらいリフォームも出来る。
そこそこ潤った暮らしが待っとるぞよ( ´Д`)

別に、進んで死にたい訳じゃないけど、死ぬまでに最低限与えときたいって物が殆ど整う。
なので、俺が死んだらやばいから日々気をつけて暮さねば、とまで思う必要はなくなった訳だ。
何て気楽な人生だ。


自分の命が鼻毛並に軽くなった、という事に、予定外の達成感を得られた。


~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の廿~ 

2019, 11. 02 (Sat) 00:32

本審査の結果待ちになった。


最初は、こんなの普通に通るだろうと思ってたけど、ネットで色々見てるうちに、落っこちる奴が少なからずいる、と分かって、段々不安になってきた。
だって、銀行が金貸してくれなかったら家なんて買えないもんね( ;´Д`)

落っこちるのは、大体↓のパターンみたいだね。

・勤続年数が短すぎ
・給料が安すぎ
・稼ぎの変動幅が広すぎ
・不健康すぎ
・月の返済額(車のローンとかも当然含む)が多すぎ
・返済が思いっきり遅れた事がある
・借金を踏み倒した事がある
・申し込み用紙に書いた自己申告が間違ってる


…改めて照らし合わせてみたけど、特に引っ掛かりそうなものはなかった。

でも、この審査結果が大きな分かれ道だと思うと、結構不安になるね( ;´Д`)

結果が出るまで、微妙にプレッシャーを感じ続けて、ちょっと胃がキリキリした。


~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の拾九~ 

2019, 10. 31 (Thu) 00:32

売主との契約が終わったので、銀行の本審査を申し込んだ。


不動産屋曰く、事前審査を受けた銀行に申し込むと、本審査の期間が短くて済むらしい。
中央労金とUFJの事前審査を受けてたので、本審査もそのどっちかに申し込む事にした。
不動産屋は口利き料を貰ってるんだろね。

UFJ銀行は、ITエンジニアの間では、みずほとはまた違う意味で、物凄く評判が悪い。
出入りの業者に「お前らサラリーマンだろ?言う事聞けよボケが」とか平気で言う奴が沢山いるんだよね。
俺の知人も何人かこういう罵声を浴びてる。

中央労金は、そもそも存在すら知らなかったとこで、何の印象もなかったし、金利もUFJよりちょっとだけ低かった。

なので、中央労金に申し込みに行った。


申込日の当日、中央労金に着くと、挨拶も早々に、また色んな申し込み用紙や同意書にひたすら記入して実印を押すのを繰り返した。
終わるまで丸1時間以上、掛かった。
何でこんな多いの?( ;´Д`)
さすがに緊張して力入りがちになったのもあって、手がめっちゃ疲れた。。


変動金利で申し込んだんだけど、固定金利のローンもあるのね。
フラット35とか。
フラット35は、最初の何年かは結構金利が低いけど、それ以降は意外と上がる。
利息が変わらないっていう安心感はあるけど、変動金利との差額が結構大きいね( ;´Д`)


~ つづく ~

掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の拾八~ 

2019, 10. 29 (Tue) 00:26

契約当日。


不動産屋のオフィスに行くと、分厚い契約書類を渡された。

その中に重要説明事項とかいうのがあって、それを不動産屋が読み上げた。
30分くらい掛かりそうなボリュームだったけど、この読み上げは省けないらしい。
省くと上司にめっちゃ怒られる、と言ってた。笑

仕事でもないのに、こういう類のやり取りに延々と付き合うのって面倒臭いな、と思うけど、まぁ、重要な説明事項らしいので仕方ない。
気を取り直して、表情や相槌のトーンを変えながら、真剣に聞いてる振りをした。


業者「…そ、そそ、そ、そして、甲は、え、、と、、乙を、うんたらかんたらとする…と。。で、、、、あ、終わりか。ふぅ。。」

おれ「はい。ありがとうございました」

業者「以上の内容ですが、宜しかったでしょうか」

おれ「はい。難しすぎて全然分からないけど、了承しました」

業者「ぶはははは!!」

おれ「ぐはははは!!」

業者「ぬはははは!!」


担当者の上司がイラッとした表情をしながらこっちに来た。


上司「◯◯君、何やってんのかな…」

業者「あ、、え、と、今これ読みました」

上司「読みましたじゃなくて、ちゃんと説明した?」

業者「え、、、はい。したと思います」

上司「思いますじゃなk…」

おれ「あ、もう了承まで済んでます」

上司「そ、そうですか…(後で絶対文句言うなよ」


その後、担当者と一緒に、売主の会社へ行った。

売主の会社で、担当者と助手みたいなのと自己紹介し合ってから、早速契約の話になった。
また、30分くらい延々と説明が続く。

説明が終わると、今度は署名と押印タイムになった。
住所と名前をひたすら書いて、実印を押しまくる。
不安と緊張と退屈を同時に感じる、貴重な体験だった。笑


こういう面倒臭い手続きが今後もあるのかと思うと、若干、憂鬱になった。


~ つづく ~