病めるモル 

2012, 11. 21 (Wed) 01:12


「チモシーハウスは俺の身体の一部さ」と精神的な部分が心配されるモル作さん


モルは基本的には数年生きる。
長く生きてると、病気にも掛かる。
高齢になると代謝や免疫力も落ちてくるので、病気に掛かりやすくなる。
患うと、あっという間に消耗するので、変化に気付けるよう普段からモルの外見や食事や排泄の様子をよく観察する必要がある。

モルが掛かる病気は色々あるけど、どの病気の時もビタミンCの要求量が増えるので、欠乏症が併発しないように気をつける。

★主に偏食が原因の疾患

☆ビタミンC欠乏症
モルの代表的な病気。
モルは、L-グロノラクトンという酸化酵素がなくて、アスコルビン酸(ビタミンC)を生成できないので、食事で摂取する必要がある。
ビタミンCが足りないと、骨や皮膚、被毛に異常が出る。
食欲も落ちて、睡眠障害も起きる。
ビタミンC欠乏症が悪化すると、全身に痛みが出て、足を引きずるようになる。
1日に必要なビタミンCは、生後1ヶ月あたりまでは、0.5mg/100gで、大人になってからは5~20mg/kg、病気の時や妊娠中は30~50mg/kg程度。
ビタミンCは水溶性なので、ある程度は摂りすぎても体外に出るから、過剰摂取にならない程度に多めに与えて予防する。

☆転移性石灰化
カルシウムが多くてリンが少ない食事を摂り続けてると発症して、胃が石灰化して正常に働かなくなる。

☆不正咬合
遺伝の場合もあるけど、繊維質の少ない餌で歯が伸びすぎたり、ビタミンC不足で歯が成長不良になって発症する。
モルには臼歯と切歯があって、まず臼歯が不正咬合になってから、切歯で併発する。
上顎の臼歯が伸びると、頬側の粘膜を傷つけて潰瘍になる。
下顎の臼歯が伸びると、舌を傷つけて潰瘍になる。
その結果、餌が食べにくくなって、食欲が落ちる。
命に関わるので、早めの発見治療が必要。

☆毛球症
長毛種が毛づくろいで毛を大量に飲み込んで消化管で毛玉になる。
餌の繊維質が少なかったり、普段からブラッシングしてないせいで毛玉を大量に飲み込んでると、排泄し切れなくなって、食欲不振や便秘になって段々衰弱する。
最終的には腸閉塞になって死に至る。

★皮膚の疾患と細菌感染

☆潰瘍性肢端皮膚炎
モルの脚はとても華奢で繊細にできてる。
足の裏に肉球がないので、怪我をしやすい。
爪の伸びすぎを放置してたり、不衛生な飼育スペースや固い床、金属製のすのこで飼ってたりすると、怪我した箇所が細菌感染して、潰瘍や腫瘍になる。
酷いと骨髄炎になる。
基本は抗生物質で治すけど、外科的な処置が必要な場合もある。

☆抜毛狂
餌の繊維質が足りなかったり、狭いケージで飼ってたりすると、ストレスで自分の毛を咬んだり、抜いたりするようになる。
その場合は、飼育環境を改善する。

☆ホルモン性脱毛症
妊娠末期や卵巣嚢腫で脱毛症になる事があって、主に脇腹が脱ける。
妊娠末期に発症した場合は、分娩後に治る事が多い。
場合に寄っては、卵巣子宮摘出手術が必要になる。

☆皮膚糸状菌症
顔や背中、脚が螺旋状に発疹して、毛が抜ける。
痒くて引っ掻くので、傷やかさぶたができる。

☆皮下膿瘍
固い餌を食べて口に傷ができると細菌に感染して、首のリンパから膿が出る。

☆リンパ節炎
細菌が原因で発症して、首や腹部のリンパが腫れる。
初期に発見できた場合は、抗生物質で治すけど、発見が遅いと外科的な処置が必要になる。

★皮膚以外の細菌感染

☆サルモネラ感染症
下痢や結膜炎になって、目脂が増える。
妊娠中に発症すると流産になる。
治療が遅れると、敗血症で急死する場合もある。

☆ティザー病
下痢になって食欲が落ちて死亡する場合が多い。

★寄生虫による感染症

☆モルモット蟯虫
盲腸にいる寄生虫で増えすぎると体重が減って栄養失調になる。

☆毛皮ダニ
膣と肛門の会陰部というとこにいる寄生虫で、いてもあんまり問題にならないっぽいけど、発見した場合は殺ダニ治療をする。

☆ヒゼンダニ
モルの身体の外側に寄生してて、増えると毛が抜けたり痒くて引っ掻くようになる。
酷い場合は食欲が落ちて栄養失調になる。

☆コクシジウム
消化器に寄生してて、若い時期にストレスが契機になって発症する。
発症すると下痢になったり身体の成長が遅れたりする。

☆モルモットハジラミ
耳の周囲に寄生して、発症すると毛に白い物が見えて、痒くて引っ掻くようになる。

★呼吸器の疾患

☆鼻炎、気管支炎、肺炎
細菌が原因で、アレルギーやストレスが契機になって発症する。

☆気管支敗血症
細菌が原因で、ストレスや、ビタミンCが不足した時に発症する。
鼻腔の周りが汚れて呼吸困難になって、食欲も落ちる。
悪化すると、内耳炎や中耳炎になる。
伝染するので、発症したら他のモルと別居させる。

☆肺炎球菌症
細菌が原因で発症する。
鼻腔の周りが汚れて呼吸困難になって、食欲も落ちる。
症状が末期になるまで表面化しなくて急死する場合もある。

☆連鎖球菌症
細菌が原因で発症する。
体重が減って、結膜炎になって、リンパ節が膨らんでコブみたいになる。
あと、目脂や鼻水が出て、敗血症で急死する場合もある。
基本は抗生物質で治すけど、外科的な処置が必要な場合もある。

★泌尿器、生殖器の疾患

☆膀胱炎・膀胱結石
高齢のオスが掛かりやすい疾患で、血尿や血便が出たり、膣から出血する。

☆卵巣嚢腫
お腹の中に膿ができて瘤みたいになる。
発症した場合は卵巣子宮摘出手術が必要になる。

☆妊娠中毒、ケトン症
妊娠後期に肥満や餌の変化、遺伝等が原因で発症する。
ケトン症になると、食欲不振や呼吸困難が起きたりおしっこから悪臭が発生して、数日で死に至る。

☆異常分娩
最初の出産が生後7~8ヶ月を超えると、恥骨分離が起きにくくなって難産になる。
あと、肥満や胎児の身体が大き過ぎた場合、胎位異常、陣痛微弱が原因の時もある。
陣痛微弱の場合はオニシトシンで治療して、それ以外の場合は帝王切開する。

★消化器の疾患

☆直腸便秘
肛門括約筋が緩んで袋状になって、そこにうんこが溜まる。
加齢による筋力の衰えが原因と考えられてるけど、高齢のオスが発症しやすい傾向があるらしく、精巣に関係があるのでは、とも言われてる。(未判明)
発症以降、袋は段々大きくなって、蓄積されるうんこの量も増える。
弛緩した部分が大きくなり過ぎると、内部でちんこを巻き込んで悪影響を及ぼす事がある。
そうすると、膀胱炎になったりする。
現実的な治療方法がない(身体が小さすぎて手術が困難)ので、定期的に袋の中のうんこを絞り出す必要がある。
その際、お尻は傷つきやすいので、絞り出せない場合は、綿棒などで丁寧に取り去る。

★腫瘍

☆乳腺腫瘍
良性の繊維腺種と悪性腺癌がある。
リンパ節や消化管、肺に転移する場合があるので、病巣部の組織と局所転移を確認する為に、周辺の腺組織とリンパ節の切開が必要になる。

☆皮膚の腫瘍
モルが掛かる皮膚の腫瘍は、毛包腫、繊維肉腫、皮脂腺種、脂肪腫等で、中でも毛包腫が多いらしい。
毛包腫は身体の外面の脇腹や腿に発症する。
発症した場合は切除が必要。

★対薬物
モルはステロイドには多少、抵抗性があるけど、ヒスタミン系の薬を投与されると、アナフィラキシーでショック死する。
あと、↓の抗生物質を投与すると、腸内細菌のバランスに異常が起きて、体内の毒素が増えて死亡するので、獣医に診せる時は要注意。

リンコマイシン、クリンダマイシン、エリスロマイシン、ペニシリン、アンピシリン、アモキシリン、セファレキシン、テトラサイクリン系
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モル時計 

2012, 11. 19 (Mon) 01:43


高速で頭を揺らす事により、モルモットが体感している時間を表現する、肉体派アーティストのモル作さん


モルは、とても速い時間の中で生きてる。
生まれた時から目が開いてて、体毛や歯も生えてる。
生後約1時間で歩き始めて、48時間で母乳以外の物も食べられようになる。

基本的には、生後2~3週間は授乳期間で、授乳して母体から身体の成長に必要な成分や抵抗力を高める為に必要な成分を摂取する。
その一方で、食べ物の好みは数日間で概ね決まっちゃって、それ以降はなかなか変えられないそうな。

生後2ヶ月で成熟して、5~8年くらい生きるって言われてる。
実際は、南米の食用モルや全世界で実験動物になってるモルがたくさんいるし、日本だと動物園の触れ合いコーナー絡みで殺処分になったり、学校飼育で早死にしてるモルがたくさんいるから、本当の平均寿命はめちゃめちゃ短いのでは。

モルの年齢を人間の年齢に当てはめると、↓こんな感じらしい。

☆1ヶ月 ⇒4歳
☆2ヶ月 ⇒8歳
☆3ヶ月 ⇒12歳
☆6ヶ月 ⇒20歳
☆1年 ⇒28歳
☆2年 ⇒36歳
☆3年 ⇒44歳
☆4年 ⇒52歳
☆5年 ⇒60歳
☆6年 ⇒68歳
☆7年 ⇒76歳
☆8年 ⇒84歳
☆9年 ⇒92歳
☆10年 ⇒100歳

若干、どんぶり臭いけど…

そういえば、心拍数と時間の流れる早さには、ある程度の比例関係があるみたい。
すなわち、心拍数の多い(速い)動物が少ない(遅い)動物を見ると、ゆっくり動いてるように見えて、逆に心拍数の少ない動物が多い動物を見ると、速く動いてるように見える、と。
なので、人間よりも心拍数が少ない象や亀は、人間からは凄くゆっくり動いてるように見えるけど、象や亀からすると人間は鼠みたいに高速で動いてるように見える。

モルの心拍数は、1分あたり230~380回。
人間は1分あたり60~75回。
って事は、モルは人間の4~5倍の速さの中で生きてる。
人間から見るとモルの寿命はとても短いけど、モル的には、それなりに長い時間を体感しながら、一生を過ごしてる。

モル気質 

2012, 11. 16 (Fri) 00:57


モル作さんクラスのモルモットともなると、どんな事態に際してもこの通りです


モルが野生のテンジクネズミだった頃は、草地や森林、岩場等で犬みたいな縦社会を作って暮らしてた。
夜行性で、群れは基本的にはオスが1匹でメスが数匹。
同じ群れにオスが複数いると喧嘩して追い出す。
喧嘩になると耳や毛を逆立って、口を開けて威嚇し、後肢で立って構えてから、頭突きで勝負する。
メス同士は仲良く暮らせる模様。

人間と違って、オスの方が少し気が荒い。
と言っても他の哺乳類やげっ歯類と比べて、かなり穏やか。

仲間とは、鳴き声や歯を擦り合わせたチャッティングノイズという音で会話する。

嬉しい時や怒った時に、身体を捻って小さくジャンプする。
この変なジャンプは、ポップコーンジャンプって言われてる。

とても臆病で、よっぽど安心しない限りは、目を開けたまま眠る。
人や捕食動物に恐怖を感じても、反撃できずに固まる。
恐怖が極まるとショック死する事もある。

他の哺乳類と同様、好奇心もそれなりにある。
でも用心深くて、聞き慣れない音や匂い、高い場所に強い不安を感じる。
環境の変化にも弱くて、不安で固まって食欲が激減する。
こういう時は、食べても消化不良を起こしやすい。
モルの絶食やお腹の不調は、死に直結する。

群れで暮らす動物なので、寂しがりで、孤独だと不安になる。
1匹で飼う時は、こまめに餌を上げたりしながら安心感を与える必要がある。
鳴き声やチャッティングノイズで会話して不安を解消する動物なので、なるべくモルの声に反応して気分を読み取る努力が必要。
飼い主と疎通が取れるようになると、色んな声で感情を向けるようになって、生活リズムもある程度、飼い主と同調する。

モル体質 

2012, 11. 14 (Wed) 14:21


そろそろ台がキツくなってきたムチムチのモル作さん


★全身
ずんぐりむっくりで頭がでかい(約三頭身)。
人間と同じ位の太さの毛がほぼ全身に生えてて、身体を暖める。
毛は年に2回、春と秋に生え替わる。
暑くても汗をかいたり舌を出して体温を下げる事ができない。
体温は、おしっこをして下げる。
大人の体長は22~33cm、体重はオスが900~1200gで、メスは700~900g程度。

★目
プラスチックみたいで、顔の横っちょに付いてるので、視界が広い。
でも、耳が邪魔で後ろが見えない。
鼻の周りも見えない。
視力はかなり低いって言われてるけど、意外と見えてるって言う飼い主もいる。
色はほとんど識別できない。
ほとんどまばたきしない。

★耳
丸くて小さくて、ひらひらしてる。
毛も薄い。
聴覚はかなり発達してる。

★鼻
人間にとっての目の役割と同じ位に大事で、モルは主に鼻で物を識別する。

★髭
物を感知して距離を把握する。

★口
上唇は2つに割れてる。
噛む為の筋肉がとても発達してる。

★歯
前歯が上下それぞれ2本、奥歯は上下それぞれ8本ずつで、合計20本。
全部の歯が一生伸び続けて、繊維質の豊富な物を咀嚼して、歯を削りながら、噛み合わせを保ってる。

★お乳
おへその下のかなり低い所に付いてて、乳首は1セット。

★消化器系
単胃で、異壁が薄い。
食べた物を嘔吐できない。
小腸は125cmあって、十二指腸、空腸、回腸の境界がない。
盲腸が15~20cmで、プロトゾアという細菌で繊維質を発酵させて、盲腸便を作る。
モルは、この盲腸便を肛門から直接食べてビタミンB群やタンパク質を摂取する。
遺伝子に変異があって、L-グロノラクトンオキシターゼ(ブドウ糖をビタミンCに変換する酵素)を作れないので、自力でビタミンC(アスコルビン酸)を生成できない。

★あそこ
モルは、肛門とあそこの距離が短くて、オスメスの見分けが難しい。
メスのあそこはY字になってて、オスは円形で金玉が膨らんでる。
オスのちんちんは周りを押すと出てくる。
もちろん、ちゃんと勃起する。
あと、メスの子宮は分裂子宮になってる。
モルは、大量におしっこする(15~80ml)。
おしっこのphは約9(アルカリ性)。
おしっこをして体温を下げる。
超臭いけど、ペットシートで吸収しちゃえば大丈夫。

★お尻
尻尾が短くて、外見的には尻尾がないように見える。
お尻の周りに皮脂腺があって、地面に擦り付けてマーキングする。
肛門から普通のうんこと柔らかい盲腸便が出てきて、盲腸便は肛門から直接食べる。
盲腸便には、ビタミンB群やタンパク質が入ってる。
普通のうんこは、3~5g程度。
うんこは基本、全然臭くないけど、下痢すると超臭いみたいだから、うんこ臭かったらすぐに獣医に連れてく。

★足
身体の割に足が細くて短い。
前足より後足の方が長い。
指は、前足が4本、後足が3本で、爪は一生伸び続ける。
かなり華奢なので、段差のあるスノコで飼うと骨折する。
足の裏側は毛が生えてなくて、肉球もないので、衝撃が骨や筋肉に伝わりやすい。
皮膚ももろいので、床面が固いと足底潰瘍になる。
ハムスターと違って、前足で物を掴んだり、後足だけで歩いたりはできない。
ジャンプ力も全然なくて、地面から20~30cmしか跳べない。

★骨
骨格は意外としっかりしてるけど、犬猫みたいな肉食動物比べると大分もろいので、撫でたり抱き上げる時は慎重に、極力優しく扱う。

★その他のデータ
☆体温 ⇒37.2~39.5℃
☆血圧 ⇒80~94/55~58mmHg
☆心拍数 ⇒230~380/分
☆呼吸数 ⇒42~104/分
☆呼吸気量(分) ⇒140ml/分
☆呼吸気量(回) ⇒2.3~5.3ml/kg
☆血液量 ⇒69~75ml/kg
☆餌消費量 ⇒6g/100g/日
☆水消費量 ⇒10~40ml/100g/日
☆胃腸管通過時間 ⇒13~30時間
☆睡眠時間 ⇒6~8時間/日
☆繁殖開始(雄) ⇒600~700g(生後3~4ヶ月)
☆繁殖開始(雌) ⇒350~450g(生後2~3ヶ月)
☆発情周期 ⇒15~19日
☆発情期間 ⇒4~17時間
☆妊娠期間 ⇒60~80日
☆胎児数 ⇒1~6匹(平均3~4匹)
☆出生時の体重 ⇒60~110g
☆離乳時期 ⇒150~200g(生後14~28日)
☆ミルク組成 ⇒タンパク質8%、脂質4%、乳糖3%、水分83%、固形16%
☆染色体数 ⇒2n=64本
☆寿命 ⇒4~8年

その他のモルメシ 

2012, 11. 12 (Mon) 00:24


モルモットの食生活に警笛を鳴らすモル作さん


モルの食いつきが良くて上げちゃってる人も多いかもだけど、量をかなり控えめにした方が良い物と、身体壊すからやめといた方が無難な物。
若いうちは体力で表面上は問題なかったとしても、年取ってから碌な事ないと思う。

★グレーゾーン

☆果物
果物には、糖分がたくさん含まれてる。
果物に含まれている糖分と同じ量の砂糖を、例えば野菜にまぶしてモルに食べさせ続けたら、確実に早死にする。
ただ、砂糖は化学処理を施された単体成分だけど、果物は色んな成分、栄養素が含まれた複合体で、例えば人間が果物を過剰摂取しても成人病になったりはせず、むしろ糖尿病の人間に果物を積極的に摂る事を進めて完治させてる医者も少数だけど、いる。
なので、果物は糖分が多いので駄目、という訳じゃない。
でも、モルに必須の食べ物でもない。
果物が好きなモルも結構いるみたいなので、たま~に、小さじ1杯程度の量を上げる位なら特に問題ないとは思う。
ただ、大丈夫とも駄目とも断言できる根拠が見つからなかったので、グレー。
各飼い主が調べて答えを出して下さいな。
ちなみに、果物の皮にはワックスや残留農薬が付いてる場合が多くて、種には中毒物質が入ってる物が多いので、与える時は、実だけを上げるようにする。
あと、虫歯にも注意。

☆ペレット
限りなく駄目に近いグレー。

牧草と野菜だけでモルに必要な分のビタミンCを確保する自信がない場合は、既製品を利用する。
既製品は主に、粉末のビタミンC(L-アスコルビン酸)とペレットに分けられるけど、粉末のビタミンCは、いかにも薬品って感じなので、抵抗がある人はペレットを与える事になる。

ペレットも、ペレットだけが入っているタイプと、乾燥とうもろこしとかの穀物が混ざったミックスタイプがあるけど、ミックスタイプはモルモットの体質を完全に無視してるとしか思えないようなのばっかりなので問題外。
入ってる穀物も多分、残留農薬の量が基準値を超えてたりとか、人間用には販売できないような食品廃棄物だと思う。
ペレットだけのタイプも、基本的には碌でもない食材がかなり入ってる(ペットフードは法規制が超ざる)ので、要注意。
酷いのは、廃棄用の肉や魚、廃油、塩が入ってたりもする。
良く選んだ上で、絶対、主食にはしないで必要最小限だけを与えて、毎日交換する。

低カロリーで繊維質が多くてカルシウムが少なくて、着色料が入ってない物を選ぶ。
ビタミンCの含有量が表示されてなかったり、動物性タンパク質が入っている物は絶対に買わない。
比較的、お薦めなのは、イースター社のモルモットセレクション。
フィッシュミールとか訳の分からない動物タンパクは入ってないし、無農薬の野草を使ってるし、真っ当な方だと思う。
Amazonには、3.5kgのも売ってるけど、小分けされてないので、鮮度が持たないから、数匹飼いでもしてない限りは、750gのを買いましょう。

SANKOのモルモットプラスも比較的マシだとは思う。

ペレットを長い間、常温で放置してるとビタミンCが壊れるので、必ず密封して冷蔵庫に保管する。
上げる時は、腹を壊さないように冷蔵庫から出した後、しばらく放置して常温に戻す。

買ってから90日以上経った物、開封してなくても品質保持期間が過ぎた物は、ケチらずにサクッと捨てる。

★駄目

☆穀物
お米やその他の穀類は、でんぷんが大量に入ってる。
でんぷんはモルの盲腸に物凄い負担をかけて、一歩間違えたら死ぬので厳禁。
果物の糖分はグレーだけど、穀物のでんぷんは、モルにとってはかなり毒物。
ペレットも大抵、小麦粉が入ってるので、たくさんは上げちゃ駄目。

☆種子類
ひまわりの種やかぼちゃの種、とうもろこし、くるみ、ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ等の種子類は、タンパク質や脂質、炭水化物が多すぎて消化不良を起こしたり、盲腸内の細菌のバランス異常を起こすので、上げちゃ駄目。
どんぐりは、モルやリスやハムスターにとって有毒で、死ぬ確立高い。
あと、ピーナツの殻にも毒が含まれてる。
もちろん、人用に塩が振ってあるやつは問題外。

☆乳製品
牛乳やヨーグルト、チーズは人間にとっても、実際はそこまでプラスになる物はなくて、害も結構多い。
中高年の人がカルシウムを摂ろうと思ってヨーグルトを食べるようにしたら、むしろ骨粗しょう症が悪化した、みたいな事例も実はある。
善玉菌も普通は胃酸で死滅するし。
最近は、腸に渡るまで生き続ける乳酸菌を入れたヨーグルトもあるけど、それはつまり、元々はヨーグルトに腸内環境を整える働きなんてなかった(成分的にはあるけど、人間の身体じゃ取り込めてない)、って事かと。

話が逸れたけど、モルは、普通に牧草を食べてれば、カルシウムが不足する事はまずないし、モルの腸内環境は繊維質を消化する事で整うので、乳製品がモル体調を良くする可能性は、殆どないと思う。
タンパク質は牧草で摂れるし、自分の盲腸でも作ってる。
むしろ、乳糖がモルの身体を蝕む危険性が高いので、上げちゃ駄目。

乳酸菌を取らせたい場合は、専用のサプリを探そう。

☆その他の加工品
人間用の加工品は、油や塩、小麦粉が大量に入ってて、モルが正常に消化するのは不可能なので、上げちゃ駄目。
もちろん、動物性タンパク質が含まれている物は、牛の肉骨粉事件みたいな事になっちゃくかもなので、厳禁。

モルベジ 

2012, 11. 10 (Sat) 00:50


ビタミンCを摂取して、イケメンになろうと必死なモル作さん


雑食動物の人間にとって、野菜は繊維質の供給源になってる。
でも、草食動物ど真ん中のモルにとっては、実は繊維質が全然足りない。
牧草の1/20~1/5くらい。
試しにチモシーをちょっと齧ってみた(人間には牧草を消化する酵素なんてないはずだから、真似しないで)けど、なかなか噛み切れなかった。
モルは繊維質が少ない物を食べると、盲腸内の細菌のバランスを崩して体調を崩しやすくなる。
肥満の元にもなるし、野菜上げすぎるのは、結構危ない。
だけど、牧草だけだとビタミンCが足りなくなっちゃうし、栄養のバランスが固定されちゃう。
モルが野菜を食べる利点は、牧草にはない色んな栄養素を摂取できる事と、比較的安全に、色んな味を楽しめる事。

そんなこんなで、メインは牧草で、野菜は副食として控え目に与える。
目安は、6g/1kgくらい。

ビタミンCの多い野菜は、キャベツ、ピーマン(赤、黄、緑の順に多い)、パセリ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、モロヘイヤ、明日葉だけど、パセリ、ケール、モロヘイヤはカルシウムが多すぎてモルが結石になりやすくなるので、あまり頻繁には与えられない。
更に、モロヘイヤは灰汁も強いし、種は有毒。
なので、お薦めはキャベツ、ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、明日葉。
あと、ビタミンCはそこまで期待できないけど、人参は、好きなモルが多いみたいだし、上げすぎなければ問題なし。
よくモル飼いの中で話題になってる、人参に含まれるアスコルビナーゼという酵素がビタミンCを酸化させるっていうのは、ほとんど都市伝説みたいな話で、実際は、アスコルビナーゼとビタミンCと酸素が混ざって初めてビタミンCが酸化する。
つまり、例えばブロッコリーと人参を同時に口に入れてくちゃくちゃしたり、ミキサーで野菜ジュースにでもしない限りは大丈夫。
モルは複数の食べ物を同時に口に入れて咀嚼するとか無理だし、野菜ジュースなんか普通は上げない。
胃の中にも酸素はない。
人参入りのペレットとかあったら、やめといた方が良いと思うけど、そんなもん売ってないと思うし。

野菜の灰汁が心配な場合は、お湯でささっと茹でるか、重曹で灰汁を抜く。

ビタミンCがちょっとしか入ってない野菜は、モルにとってあんまりメリットがないので、上記以外はほとんど微妙。
食べると中毒を起こしたり盲腸内の細菌のバランスが崩れたりする野菜もある。
駄目な野菜は、人参の葉、トマトの葉、豆科の葉、キュウリ、葱類、芋類、ニンニク、ニラ、アボガド、春菊(残留農薬が多い)、ほうれん草(アクが多過ぎて致死量レベル)。
葱類やじゃがいもの芽、ニンニク、ニラは知ってる人のが多いだろうけど、芋のでんぷんやトマトの葉っぱも毒になる。
モロヘイヤの種とか、野菜の種にも毒があったりするから、よく分かんないのは避けとく。

豆類は不明だけど、納豆菌は良いって話も聞く。
でも、グレーゾーンかな。

モル水 

2012, 11. 08 (Thu) 01:30


昂ぶる気持ちを抑えきれない、情熱の男、モル作さん


モルは水をたくさん飲む。
1日あたり、体重100gにつき10~40mlくらい必要らしい。
なので、餌の水分量に関わらず、水はいつでも飲めるようにしておく。

モルは、おしっこで体温を下げるから、暑い時は飲む量も多くなる。
寒い時はおしっこで体温が下がらないように、飲む量が減る。
暑くて水を飲みすぎると下痢になっちゃうし、寒くて水を飲まなさすぎると、食欲が落ちたり結石になっちゃうから、部屋の温湿度は常に気をつける。

温湿度に問題がないのに水を全然飲まないって場合は、野菜や果物を上げすぎてる可能性がある。
野菜や果物はモルにとって、ビタミンCの補給源にはなるけど、牧草と比べて繊維質が物凄く少ないので、上げすぎはあんまり良くない。

野菜や果物だけじゃビタミンCの管理に自信がなくて、ペレットはできれば避けたいって場合は、粉末のビタミンC(L-アスコルビン酸)を水に溶かして与える方法がある。
そういう粉末を使う場合は、給水ボトルに入ってる水を普段、何割程度飲んでるかを把握して、仮に平均8割だったとしたら、必要摂取量の8分の10(1.25倍)を水に溶かして与える必要がある。
モルが1日に必要とするビタミンCの摂取量は、生後1ヶ月あたりまでは、0.5mg/100gで、大人になってからは5~20mg/kg、病気の時や妊娠中は30~50mg/kg程度。
なので、仮に、モルの体重が1kgで特に病気に掛かっていない状態だとして、5~20mgの1.25倍⇒7.25mg~25mgを水に溶かして与えれば良い計算。
ボトルに入れてる間に、光や気温、時間の経過等でのビタミンCが減る事を想定したとして、最大値(25mg)の4倍の100mgを入れておく事にする。
ビタミンCは水溶性なので、ちょっと位、多目に摂取しても尿で排出されるので、問題ない。
で、分量の量り方だけど、大さじ1杯が15mlで、小さじ1杯が5mlになってる。
1ml=1g=1000mgと考えて支障ない(実際はもっと複雑だけど、特に問題のない誤差)ので、小さじ1杯で、5000mgになっちゃう。
さすがに多すぎなので、1回キッチンスケールで、100mgがどの程度かを計って、入れるようにすると良いと思う。
あと、ビタミンCは冷蔵庫で保管しちゃった方が良いと思う。
で、3ヶ月に1回、新しい物に買い替える。

次に、水自体だけど、モルは身体が小さくて薬品への耐性が高くないので、塩素はめちゃめちゃ身体の負担になるし、ビタミンCも破壊されちゃうしで碌な事がないので、新しい水は、浄水か沸騰させてカルキを抜いたお湯をよく冷ましてから与える。
浄水器は、100円ショップで売ってるような、蛇口に取り付けるやつで十分。
カルキを抜いた綺麗な水は腐りやすいので、できれば1日2回、朝晩に替える。
あと、当たり前かもだけど、暑いからって氷とか上げちゃ駄目。

水を入れる容器は、市販の給水ボトルが無難。
モルは身体が濡れると体調崩しやすいので、お皿とかに入れるのは、あんまりお薦めできない。
給水ボトルは毎回熱湯消毒するか、ちょっとだけ洗剤で洗ってから、超念入りに濯ぐ。
吸口側についているゴムは、モルのよだれで結構ヌメヌメして雑菌が湧きやすい。
あと、モルは給水ボトルに食べカスを逆流させやすいから、詰まってないかチェックして、よく洗う。

モル草 

2012, 11. 06 (Tue) 14:59


「長野県産の生ティモシーの味を覚えてしまうと、他はちょっとね…」と食通ぶるモル作さん


モルは、牧草を咀嚼して歯の伸びすぎを防いで、牧草の豊富な繊維質を盲腸で発酵させて腸内環境を整える。

基本は、子供の時はマメ科のアルファルファを上げて、1歳近くになったらチモシー等のイネ科の牧草を混ぜ始める。
で、ちょっとずつイネ科の割合を増やして、1歳になる頃には、アルファルファをなしにする。
以降はずっとイネ科の牧草を与えて、病気の時や妊娠中は、アルファルファを混ぜる。

アルファルファみたいなマメ科の牧草は、嗜好性が高くて、タンパク質とカルシウムが多い。
1歳くらいまでの成長期や、妊娠期間のモルには適してるけど、それ以外の時期は肥満や膀胱結石の原因になるし、腸の負担も増えるので、1歳を超えたら
、メインは必ずイネ科の牧草にする。

イネ科のチモシー、イタリアングラス、バミューダグラス、スーダングラス、クレイングラス、オーチャードグラス等は、低タンパクでカルシウムも少ないので、大人のモルに適してる。
1番メジャーなのはチモシー。
ただ、幾ら王道だからって、年間を通じて単品を食べ続けさせるのは栄養バランス的にリスクもあるので、チモシー以外のイネ科の牧草も混ぜて上げたり、シーズン毎に比率を変えてみたりした方が良いと思う。
別にチモシーじゃなくても、上記の牧草なら、どれをメインにしても問題なし。
注意点としては、穂ばっかり大量にかき集めて上げたりとか、バランスを欠いた事はしないようにする。

牧草は、刈入れの時期によって、一番刈り、二番刈り、三番刈りに分かれる。
一番刈りは、栄養がたっぷり残っている土壌から育つから、栄養価のバランスが良くて、葉や茎が頑丈で繊維質が豊富。
でも、嗜好性は余り高くない。
二番刈り、三番刈り、と数字が増える程、葉や茎が柔らかくなって、嗜好性が高くなる。

あと、市販の牧草には、乾牧草と生牧草がある。
生牧草は、香りと歯ごたえが良くて甘味があるので、嗜好性がとても高い。
買った後の取り扱いは、生野菜と同じで、一週間以内に全部上げるようにして、余ったらケチらずに捨てる。
普通は乾牧草がメイン。
乾牧草は、ロングタイプだと目に入って怪我をする可能性があるので、数cm程度にカットしてから与えた方が良い、っていう意見もあるみたい。

乾牧草は、出荷前にパッケージングする時に、どの程度圧縮したかによって、シングルプレス、ダブルプレスに分かれる。
シンブルプレスは圧縮率が低くて、茎や穂が潰れず自然に近い形が保たれてるから、固いけど粉が少ない。
ダブルプレスは圧縮率が高くて、茎や穂が柔らかいので、食べやすいけど、粉だらけ。
飼い主の中には、イネ科の植物アレルギーの人が少なからずいて、飼い始めの頃は平気でも、ある日くしゃみが出るようになって、そのうち蕁麻疹が出たりするので、その場合は、なるべく粉の少ないシングルプレスの物を選ぶと、症状が軽減される。
それでも駄目な場合は、アレルギーの飼い主用の牧草ペレットってのもある。
つなぎに小麦粉を使ってないので、素材的に乾燥チモシーに1番近い。

牧草は、色んなメーカーのやつがあって、産地や栽培方法、乾燥方法、仕分けと保管、輸出方法も様々なので、激安品ばっかり買うんじゃなくて、買う前にちゃんと調べた方が安全。
例えば、同じチモシーの一番刈りでも、色や大きさは様々で、食いつきだって全然違う。
国産よりもアメリカ産やカナダ産のが大きくて美味しいらしい。
国産品は、無農薬品だったり、保存方法等、品質にかなりこだわった物がある。
高いけど、色が濃くて茎も葉もしっかりしてて、実際食いつき方が物凄い。
ただ、季節によっては品薄だったり売り切れてたりする。
その場合は、イタリアングラスとか他のイネ科の牧草も同じメーカーで売ってる。

あと、うさぎ用の餌として、たんぽぽとかの野草が売ってたりする。
たんぽぽの葉っぱは人間用の漢方薬にも使われてたりして、モルの胃腸にも良いと言われてる。
ただ、カルシウムもちょっと多いので、上げすぎは注意。
他にもモルの身体に良い野草が色々あるので、色々調べて、おやつに上げてみよう。

他に上げても大丈夫って言われてる野草は、↓こんな感じ。

ノコギリソウ、ヒレハリソウ、ハコベ、クローバー、フキタンポポ、ペンペングサ、オオバコ、ナズナ、ランスロット

唐辛子も上げて良いって書いてある飼育書もあるけど、本当かよって感じ。

逆に、中毒になるから上げちゃ駄目なのは、↓こんな感じ。

アサガオ、アジサイ、アマリリス、アロエ、イチイ、イラクサ、イヌホウズキ、ウルシ、オシロイバナ、オトギリソウ、カジュマル、カポック、カラジュール、キョウチクトウ、クリスマスローズ、ケシ、ゴムノキ、サツキ、サトイモ、サフランモドキ、ジギタリス、シダ、シャクナゲ、ショウブ、ジンチョウゲ、スイセン、スズラン、西洋ヒイラギ、セントポーリア、チョウセンアサガオ、ツツジ、ツゲ、ディフェンバギア、デルフィニウム、ドクゼリ、ドクニンジン、トチノキ、トリカブト、ナツメグ、ヒヤシンス、ベゴニア、ベンジャミン、ホオズキ、ポインセチア、マロニエ、ヨモギギク、ワラビ

野草は、その辺に生えてたとしても、排気ガスや犬・猫・人の糞尿、除草剤、農薬等にまみれてる物が殆どなので、適当毟って食べさせるのはやめて、市販の物を上げといた方が無難。

乾牧草や野草を買って開封した後は、密閉できる容器に乾燥剤と一緒に入れて、冷暗所で保存する。
与えた後も、モルの小便で濡れた状態で置いておくとカビや雑菌が発生して、口内炎や感染症の原因になるので、毎日交換する。

【緊急】モルモットの里親募集 

2012, 11. 03 (Sat) 03:39

※ 全匹助かる目処が立ったっぽいので、そろそろ次の記事書きます。

NPO法人のアニマルメリーランドという動物の保護施設で、行き場のないモルモット(約100匹)の里親を募集しています。



アニマルメリーランドの1日
http://ameblo.jp/animalml/

兵庫にあるこの施設で、現在、およそ100匹のモル達が保護されています。
とあるモル飼いが無計画に繁殖させた挙げ句に飼育を放棄したらしいです。

このモル達は、引き取り手が見つからない場合は、11/9(金)に保健所で殺処分されます。

近いうちにモルモットを飼いたいと思っている人は、引き取りを検討してみて下さい。
なお、関西方面に住んでる里親希望者の方が優先との事ですが、関東方面もボランティアの方が調整しているようです。

詳細については、記事へのリンクを時系列で貼っておきますので、ご確認下さい。

10/28の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11390848413.html

10/31の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11393129762.html

11/1の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11393756016.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11393902274.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11394074933.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11394313435.html

11/2の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11394408961.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11394410968.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11394517068.html

11/3の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11395202541.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11395330598.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11395655023.html

私も微力ですが、1匹引き取る事を検討しています。



どうやら、無事に全匹、里親が見つかりそうな気配です。

11/4の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11396512131.html

11/5の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11396819874.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11396840255.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11397629699.html

一応、ひと区切りついたみたいで、全匹助かる模様。
とりあえず、キャンセル待ちの旨を連絡してみました。

11/8の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11399301090.html
http://ameblo.jp/animalml/entry-11399312642.html

11/9の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11400543311.html

11/11の記事
http://ameblo.jp/animalml/entry-11401702136.html

関東の希望者への引き渡しが無事に終わったみたいです。
処分は完全になくなったみたいで良かったです。
私はキャンセル待ちで、引き取る必要はなくなったのですが、今更ながら、もうちょっと早めに連絡して、モル作の家族にすれば良かった、とか後悔中。

モルの栄養 

2012, 11. 03 (Sat) 01:15


「草食系だし、草を食べないとね」と旬の過ぎた単語を無理矢理使って、したり顔のモル作さん


モルが野生種の頃は、野草の葉や茎、木の根や枝、皮を食べてた。
とても栄養価が低かったので、生き抜く為に、常に食べ続ける必要があった。
なので、モルの身体は、今でも常に草を食べ続ける事で健康が保たれるようにできてる。
過食って概念がなくて、モルは空腹になると盲腸にいる細菌が激減して一気に死に近づく。
なので、モルの餌を絶やさないように気をつける必要がある。

メインは牧草と水で、常に飲み食いできるようにしておく。
水は腐らないように朝晩に替える。
で、ビタミンCの補給用として最低限の野菜やペレットまたはサプリメントを与える。

人間の食べるような味付けしてある物や、モルの本来の食べ物でない高栄養の食物(種子、穀物、イモ類、豆類)を与えると、肥満や消化障害を起こす。
あと、主食の乾草を食べなくなって臼歯の過長症になる。

1日あたりの餌の量は、成長期は体重の8%、大人になってからは6%くらい。
水は、1日に250CCくらい飲む。
で、たくさん出す。
おしっこは1日に15~80mlくらい。
うんこは3~5gの物を1日に…何個くらい?
調べたけど、分かんなかった。

★盲腸便
草食動物の食習慣も色々だけど、モルの原種は、木の実や穀物、イモ類といった高脂質、高炭水化物の植物を食べる習慣がなくて、栄養価が低くて繊維ばっかりの草や木の葉を食べてた。
その地域の環境の問題なのか、他の強い草食動物がいて栄養価の高い植物を求める事がハイリスクだったからなのかは分からないけど、そういう背景があって、モルは栄養価が植物から必要な栄養素を得る為に、消化管が高度に進化してて、草や木の葉の繊維を炭水化物として利用できる。
その他の栄養は盲腸便から摂取してる。

盲腸で、硬いうんこと柔らかいうんこ(盲腸便)が作られる。
モルは肛門に口を付けて、盲腸便を直接食べる。
盲腸便には、ビタミンB群やタンパク質等の栄養素が含まれてる。

★繊維質
モルは完全な草食動物なので、繊維質は、人間のような雑食動物や犬猫のような肉食動物とは比べ物にならないくらいに大事な栄養素なので、とにかくたくさん食べる必要がある。

繊維質が盲腸内の細菌の栄養源になって発酵する事で、盲腸内のph(酸性・中性・アルカリ性といった、水溶液の性質を表わす単位)を低い状態に保つ。
その結果、有害微生物の増殖を抑えられる。
あと、繊維質を摂る事で腸の運動が促進されるので、食欲が保たれる。
消化吸収能力も高まって、毛球症の予防にもなる。
あと、繊維質を噛む事で、歯が磨耗されて歯の不正咬合、伸びすぎも予防される。

モルの胃腸の半分以上は盲腸なので、粗繊維の消化率が物凄く高い。

基本的には、食品あたり18%以上の繊維質が必要で、繊維質が足りないと、盲腸の細菌のバランスが崩れて、盲腸内のphに異常が起きる。
生野菜は牧草と比べると意外と繊維質が少ないので、モルの主食には適してない。
繊維質を確保する為には、とにかく牧草をたくさん食べる必要がある。

★ビタミン類
モルは人間と一緒でビタミンCを体内で作れないので、エサとして与える必要がある。
モルの病気は、ビタミンC不足が原因の場合が多々ある。
ビタミンCが足りないと、免疫力が低下したり歩けなくなったりして、最終的には死に至る。

1日に必要なビタミンCは、生後1ヶ月あたりまでは、0.5mg/100gで、大人になってからは5~20mg/kg、病気の時や妊娠中は30~50mg/kg程度。

本当は野菜で十分な量を確保できるのが理想なんだけど、計算が結構難しいので、自信がない場合は、粉末状のビタミンCを水に混ぜて補う。
抵抗がある人は、ペレットで補う。
モル用のペレットには大抵、ビタミンCが添加されてる。
ビタミンCは光や熱、空気、時間の経過に弱いと言われているので、ペレットは小袋に分けるか、密閉容器に入れて冷蔵庫に保管して、小まめに買い換える。

なお、ビタミンCは水に溶けるので、ある程度は摂り過ぎても尿として排出される。
ただ、心配な余りに、必要量を何十倍も上回るような過剰摂取は避ける。

ビタミンB群は、モル自身で自給自足できてるので、特に意識しなくても大丈夫。
A、D、Eは分からんす。

★タンパク質
食品あたり18%のタンパク質が必要と言われてるけど、牧草にもある程度のタンパク質が含まれてるし、モルは体内で繊維質からタンパク質を作り出せるから、実際は特に意識しなくても問題なし。
草食動物なので、間違えても動物性タンパク質なんか与えない。
市販のペレットには、辻褄合わせで動物性タンパク質を投入してる物があるので、買わないように注意。

★脂肪
食品あたり3%のリノール酸とリノレン酸が必要。
牧草にも脂肪が含まれてるので、特に意識しなくても問題なし。
脂肪分を摂りすぎると血清が濁る。
ひまわりの種、市販のおやつ、穀物等は厳禁で。

★炭水化物(でんぷん)
モルは、繊維質を炭水化物として利用することができるので、与える必要なし。
むしろ有害。

でんぷんが多く繊維質が少ない食事を与えると、盲腸内の細菌による発酵産物が増えすぎて、病原微生物(クロストリジム属)が増殖して、腸毒素血症で死ぬ危険性がある。
なので、バナナや芋類、穀物は厳禁。
ネズミだからって、米とか上げないように。
市販の小動物用のおやつも、小麦粉等のでんぷんが主成分なので厳禁。

あと、モル用のペレットにも小麦粉が入ってる。
なので、ペレットは上げないに越した事はないんだけど、ペレットなしでモルの栄養を管理するのも難しいので、利点と危険性把握した上で、なるべく最低限の量にする。

★カルシウム
これも牧草で摂取可能。
むしろ、過剰摂取に注意。
モルとウサギは他の哺乳類と違って、ビタミンDがなくても、カルシウムを吸収する。
更に、モルは余分なカルシウムを尿として排泄するので、カルシウムを過剰摂取すると、尿の中のカルシウムが増加して膀胱結石になる。
アルファルファや市販のペレットは、カルシウムの含有量が高いので、要注意。
イネ科の牧草はカルシウムの含有量が低い。

★その他のミネラル類
その他のミネラル類としては、カリウム、マグネシウム等が必要。
必要摂取量は不明。