死にかけた話1 

2015, 12. 18 (Fri) 03:55

親に聞いた話。全く覚えてない。

物心ついた頃、俺が蕎麦を食った。
生まれて初めて食べた蕎麦。

そしたら、白目を剥いて口から泡をぶくぶく出して痙攣し始めた。
おっ母が救急車を呼んだけど、俺の様子が尋常じゃなかったので、みんなちょっと諦めたらしい。

で、救急車に乗った。
隊員の説明だと、たぶん俺は蕎麦粉アレルギーだろう、と。

暫くすると、俺の息が止まった。

…と思ったら、吐き始めた。
大量に吐いたら、速攻で回復した。

元気になった俺は、おっ母に状況を聞いた。


おれ「え、救急車?」

おや「うん。あのね、さっきお蕎麦を食べ…」

おれ「…これ、救急車!?」

おや「そう。あのね、さっ…」

おれ「うおおおおおおおおおお!!( ;´Д`)」


甚だしく興奮した。
生まれて初めて乗った救急車。

病院に着く頃には全快してたので、救急車のドアが開いた瞬間に俺は飛び出して、そのまま院内に突っ込んだ。

おっ母は医者に、テンション最高潮の幼児を連れてきた事を詫びた。

医者の説明。
検査はするけど十中八九、蕎麦粉アレルギーだ。
大量に食い過ぎて身体がショックを起こした可能性が高い。
まぁ吐く体力があるなら心配ない。

その頃、俺は院内の水道の蛇口を、左から右まで片っ端から開放して、ガニ股で両手を前に伸ばして、絶叫した。

おれ「おおおおお!水が出るーーー!!( ;´Д`)」

間もなく、強烈なビンタが飛んで来る。


- 第一部 完 -
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