今月のおブ活第3弾 (バイオリン・ヴィオラ教室編) 

2016, 03. 29 (Tue) 23:37

吉瀬さんが営む教室で、発表会があった。
教室初の発表会らしい。

吉瀬さんは、バイオリンとヴィオラの教室を開いてる。
2系統あって、片方は音大受験用、もう片方は趣味用。
今回、趣味用の発表会だった。

発表会とは言いつつ、ガチガチな空気の中で生徒さんに弾かせるのを避けつつ、人前で弾く体験の場を作りたい。
なおかつ生徒さん同士も交流して、ゆくゆくはアンサンブルの楽しさとかにも目覚めて欲しい、という願いがあったみたい。

なので、会場はホールみたいなとこじゃなく、お茶会をするようなサロンだった。

弾く順番も決めずに、弾きたくなったら弾く、みたいな緩い雰囲気の中で進めたい、との事。
ただ、最初はみんな手を挙げないかもなので、吉瀬さん自身が簡単な曲を弾きながら、誰かが弾こうとするのを待とう、と。

で、その時のピアノ伴奏をやってみる?という事でご招待頂いた。

もつろん行きます!!( ;´Д`)


☆合わせ練習★ ~3月10日~

合わせ練習をさせてもらった。
まだ覚え中の時期だったけど、早いとこバイオリンのメロディを体感しときたくて、早めの日程にしてもらった。

場所は、池袋のピアノスタジオ。
プロの演奏家は、普段プロ用のスタジオで練習するらしく、こういうアマチュア用のスタジオの雰囲気はかなり新鮮だったみたい。


・作者不明:La Partida

この曲は、バイオリンでメロディ弾くとこからスタートして、そこにピアノが合流する。

ちょうど暗譜も済んだし、そんなに難しい曲って感じでもないので、すんなり合わせられるだろう。


…と思ってた( ;´Д`)

吉瀬さんがバイオリンを弾き始めた。
聴いた瞬間に、ビビって固まった。

バイオリンの音色を間近で聴くのは初めてなんだけど、その音の伸び方にぶったまげた。
カルチャーショックみたいな、想像外の音だった。

テンポを落としてもらって、何とか出だしを合わせられたかな、と思うと、今度は暗譜が飛んでる( ;´Д`)

思い出した、と思ったら、今度はミスが頻発。
しかも、反射的に弾き直してしまう。

ひ~( ;´Д`)

1月にびこさんがアコースティックギター、俺がピアノで、ブルクさんのアラベスクを弾いた事はあるけど、あの曲は慣れ切ってて、ギターの音色自体も聴きなれた感じだったので、特に想像外の事とかはなかった。

ちゃんと伴奏として、他楽器のメロディに合わせて弾くのって、結構ムズいぞ、と思った。
耳から入る音にかなり意識が向くと、ミスや記憶フラッシュが頻発する。

で、吉瀬さんのアドバイス。

崩れちゃう箇所は、弾き切れる形で音を処理して良い。
その場合、大事なのは主音をキープする事。

急遽、その時点で弾ける形に音を変えて、テンポとリズムを保ってバイオリンの音を聴きながら弾く、って事を体験する事に専念した。

で、何とか練習方針みたいな物が見えてきた。

あと、この曲は鍵盤を長めに押す箇所が多くてテンポも速めなので、ペダル入れると濁りまくる。
なので、殆ど入れない方が良いんじゃないかと思って、吉瀬さんに、ペダル入れたバージョンと入れないバージョンを聴いてもらった。
結果、ペダルは入れない事にした。
これは、後日のピアノレッスンで、フレーズ間の繋ぎがブツ切れる箇所だけペダル入れとこう、という事になった。


・サティさん:ジムノペディ

こっちは暗譜したかしないか、くらいだったので、場所が変わって人と弾くとなると、やっぱり半分くらい飛んでた( ;´Д`)
なので、こっちも途中から、弾ける形でテンポとリズムだけ保って完走する事に注力した。

こっちは、ペダル入れて、各フレーズの1拍目に踏み替える感じ。
1拍目は全部、左の低音になってるんだけど、その低音の打鍵が弱すぎて音量が小さかった。
もっと上げて響かせないと、バイオリンの音色や音量に合わない事が判明した。
あと、リズム間違えてる箇所が見つかった。


練習終了。
合わせ練習しなかったら、やばかった( ;´Д`)
やって良かったわ~。


☆発表会当日★ ~3月27日~

めっちゃ綺麗な会場。



中の写真も何枚か撮ったけど、生徒さん達の顔が丸写りなので、その後、吉瀬さんに全部お渡しした。

生徒さんが揃って、各々が席に着いた。
全部で20人くらい。

ドキドキしてたら、近くの女性と会話になった。


女性「生徒さんですか?」

おれ「あ、私は吉瀬さんの知人で、ピアノ伴奏を2曲弾きに来たんですよ」

女性「あー!!モル作さんですか!?」

おれ「え、そ、そうです( ;´Д`)」


予想外のタイミングで「モル作」という単語が出て、びっくりした。笑

吉瀬さんの生徒さんで、バイオリンのブログもやってるmomoさんだった。
よくコメント欄で見掛けてた人だ。

更に、やっぱり吉瀬さんのブログで見掛ける、クレモナ親父さんもいて、後ほどお話しした。


会場のグランドピアノは、ザウターっていうドイツのメーカーのやつで、見るからに高そう。

調べてみたら、500万くらいするみたい( ;´Д`)
http://www.pianofactory.co.jp/piano/sauter/

生徒さん用の伴奏者が練習してた。
プロの人で、当たり前だけど、動作や音色がめっちゃ綺麗だ。
その人がひと段落ついたので、ちょっと話し掛けてから、俺も試しに弾いてみた。


・ベトさん:6バガテルの5番

まだ誰も聴いてないだろう、と弾き始めた。
弾きやすいピアノで、綺麗に音が流れる。
かなり気楽に弾いて、しっくり来たタイミングで切り上げた。


暫くして、人も揃って、全員着席した。
和やかな雰囲気の中でスタート。


最初は、5歳前後の生徒さんが2人弾いた。
既に上手くて、しっかりした音でメロディ弾いてる。

後は大人の生徒さんばっかりなので、なかなか弾き出さないだろうな、という予想をしてたら、みんなどんどん切れ目なく弾いてった。

バイオリンやヴィオラは、手先の動きがモロに音に出るっぽく、素人耳にも心理状態が結構伝わってくる。
みんな、がっつり緊張しつつも、技術そのものの高さがよく出てて、弾き込んでるなぁ、と思った。

それぞれ、結構長い曲を弾ききってて、全体的なレベルの高さに驚いた。
初心者の人も、綺麗な音で丁寧に弾いてる。

momoさんの演奏。
力強くて歯切れの良い演奏がかなり特徴的で、圧巻だった。
どの音も綺麗に伸びてて、印象強い演奏だった。
レベル高いわぁ( ;´Д`)

バイオリン弾き初めて数ヶ月の男性に、演奏中の撮影を頼まれた。
かなり意気込みを感じる表情を見て、これは綺麗に撮らねば!と脳みそフル回転になった。

ひと区切りついて、みんなケータリングの食事を取りに行ったり、楽器の出し入れをしたりして、休憩タイムっぽくなった。
ピアノが空いたので、弾きに行った。


・クーペさん:ピアノの練習L
(≈ ギロックさん:コラールプレリュード)

ピアノに座ると、あれ?意外と大勢がこっち見てる( ;´Д`)

まぁ、この曲なら楽勝だろう、と思いつつ弾き始めた。

結構、緊張した。
普段ほど良くは弾けなかったけど、まぁこの曲を知らない人には無難に聴こえたかな、みたいな感触。
ちょっとペダル入れすぎた。


その後は、また生徒さんが次々に弾いてったので、ピアノが一瞬空いても、誰かしらが楽器と楽譜を準備して、弾くタイミングを伺ってたりした。
こりゃ、もう出番ないな。
暫く、他の生徒さんの演奏を堪能した。

momoさんが吉瀬さんと合奏した。
この演奏がかなり良くて、みんな聴き入ってた。

他にも、50代で始めて数年の人が、やたら上手かった。
大学院の生徒さんの演奏も凄かった。
音大生じゃないみたいだけど、プロかと思った。


殆どの人が弾き終わった。
ピアノが空いたので、吉瀬さんと弾く事になった。


・サティさん:ジムノペディ

各フレーズの最初の左の低音を少し大きめにペダルで響かせる。
バイオリンの旋律を聴きつつ、リズムとp~mfの音量調節もそこそこ、できてた気がする。

が!しかし!!

中盤の折り返し地点の手前で、いきなり暗譜が飛んだ( ;´Д`)

が!しかし!!

どこかしら飛ぶのは予想してた。

伴奏は、自分自身でメロディを弾かないからか、記憶が定着しづらい。
念入りに覚えても、当日の緊張感で、どこかしら飛ぶだろう、と思ってた。
なので、対処法を考えといてた。

◎適当な和音とかを下手に押して記憶と主旋律の奏者を潰さない
◎音不在にしない

ようは、大丈夫そうな音だけで繋ぐように弾いた。
そしたら、2小節くらいですぐ記憶が復活して完奏できた。
たぶん、一部暗譜が飛んでたのは、誰も気づかなかっただろう。
ミスタッチもゼロだった。

演奏の完成度自体はかなり下がっちゃった気がするけど、自分的には無難な範疇でおさまったかな。。
かなりホッとした。
そして、この、ホッとしたのがまずかった。


・作者不明:La Partida

頭で演奏手順を準備して、緊張してもそれを思い浮かべてから弾き始めれば問題ないように練習しといた。

しかし、ジムノペディが終わって気が抜けたのか、手順を思い浮かべるのを端折って始めちゃった( ;´Д`)

出だしは上々。
しかし、速攻で怪しくなる。
緊張感で指がどんどん走って、テンポが上がる。
吉瀬さんがテンポを合わせる。
そしたら、俺が自分でテンポ上げた癖に、そのテンポについてけなくなり始めて、指がもつれる( ;´Д`)
その後、何とか減速して完了。

うわぁ、やっちまった( ;´Д`)とか思って振り返ると、会場の拍手が、吉瀬さんじゃなく俺に向けた拍手になってる。
頑張ったねー良かったねー的な。笑
そりゃ、危なっかしい方に拍手するよね( ;´Д`)
伴奏しに来たのに、明らかに俺の発表会みたいな時間帯にしてしまった。


発表会の最後は、どの生徒さんも弾けるように、って事で、全員できらきら星を演奏した。
これは、ピアノだけやってたら想像つかないような締めくくりだ。
みんなめっちゃ楽しそうだった。
これは、後々写真配った方が良いかな、と思ったので、全員が写るよう撮影して吉瀬さんに渡した。


発表会終了。
悔しさは少々あったものの、まぁ自分の実力と経験的に概ねこんなもんだな、と思った。

色んな人と話した。
真剣に色んな教室を探しまくった結果、吉瀬さんの教室に決めた、って人が何人かいた。
かなり評判の教室みたい。
びっくりするような偉い人も生徒さんにいた。
あと、1人ちょっとだけ譜めくりを手伝った人がいるんだけど、その人はオケに所属してる奏者だった。
ソロを鍛える為に吉瀬さんに師事してるみたい。

ピアノ側の人的に驚く話としては、吉瀬さん、アルゲリッチさんや顔芸ランラン氏の来日時にオケをやってる。
これにはぶったまげた。


かなり新鮮な経験だった。
バイオリンの演奏を見聴きして、本当に難しそうな楽器だな、と思った。

伴奏は、難しさを感じたものの、1人で弾くのとは別種の楽しさも感じた。
他楽器との合わせやピアノの連弾とか、そういうのも今後ちょくちょくやってみよう、と思った。
あと、今年は人前で弾く機会を大量に作る事にした。


- 完 -
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