上野のおピアノコンサート
2018, 06. 07 (Thu) 22:39
奥様がコンサートに招待されたので、俺もおこぼれに預かった。
結婚して以降、本当にわらしべ長者みたいになっちょる( # ´Д`)
おピアニストは、ラファエル・ゲーラさんというメキシコの人で、日本の音大で教えてたりもするみたい。
http://www.toppanhall.com/concert/artist/GUERRA_Rafael.html
ほほぅ、メキシカンですか。
俺はこの日まで、メキシコといえば当然、マルコ・アントニオ・バレラさんだよね、と思ってた。
ハメドさんに唯一の黒星をつける(=´∀`)
我らがパッキャオさんに徹底的にボコられる( ;´Д`)
なお、奥様的にはメキシコといえば、大昔に落ちた隕石が浮かぶらしく、この記事を書いてる今、ユカタン半島のクレーター画像を一生懸命調べてる。笑
コンサート当日。
夕方になると社内の空気が張り詰めてきたので、定時になる直前に気配を消した。
にも関わらず、パソコンをシャットダウンした直後に、偉い上に話が長い人に呼ばれた。
なんつー、今更すぎる質問なんだろう( ;´Д`)
しかも、全然要領を得ない。
しかしだ、組織の中で働く人間たるもの、全体の仕事の流れが円滑に保たれるよう配慮し、自分の仕事と、自分の仕事が影響を及ぼすものに対して、責任感を持って取り組む必要がある。
なので、その人が自席のパソコンのモニターを見てブツブツ言いながら自分の世界に入ったタイミングを見計らって、すり足気味に立ち去った。
昔習ってた剣道が役に立ったぞ。
会場に到着。
古風なホール。
後ろの方の席だと高音が反響して悪目立ちしたので、後半は前の方に移動した。
ピアノの裏っ側は、手が見えないせいか人気がないので、結構良い場所に座れた。
おコンサート開始。
クラシックのピアニストにも色んなタイプがいるけど、良くも悪くも、ザ・純粋培養、って空気を纏ってるように感じる事が多い。
ゲーラさんの演奏は、そういう感じが全くしなかった。
曲目自体もかなり新鮮というか聴いた事ない曲だらけだった。
http://yodatmusic.blog.fc2.com/blog-entry-324.html
無理やりねじ込まれたかのようなショパンマズルカとバラードがとても場違いに感じた。
そして、その場違い感を演出するかのように、少し居心地が悪そうな演奏。
特にバラード。
速くて立体的で綺麗に弾くんだけど、本当はあんまり弾きたくなさそうで、それをあんまり隠してないような演奏だった。笑
異論ある人もいただろうとは思うけど、絶対直前に急いで仕上げたと思うぞ。笑
ショパンをちょっと嫌そうに弾くクラシックピアニストって面白いな。
その後、マヌエル・ポンセという作曲家の曲を弾いたんだけど、何というか、ショパンが終わってホッとしたような、同じ達者な演奏でも、自信満々で全開って感じの演奏に変わった。
かなりあからさまに。笑
会場にいた殆どの人がそう感じたと思う。
なぜなら、後半はどの演奏も、終わった後の拍手が倍くらい盛大だったし、結構な歓声が上がってた。
う~ん、めっちゃ楽しいなこのコンサート。
テンポ速い。
リズム強い。
なのにタッチは軽くて高音は水面を滑るように澄んでたりして、スペシャリストっぷりをかなり発揮してた。
最後のロッシーニさんリストさんのウィリアムテルは特に楽しそうで、何かこう、高笑いしながら弾いてるように錯覚するようなリズムで、俺は何度もつられて笑いそうになった。
馬鹿にしてるように見えたら不本意なので必死に堪えたけど( ;´Д`)
70歳くらいに見えるけど、身体も技術も頭も上り調子に感じさせる、ってのも凄い事だね。
めっちゃ元気なんだよね。
アンコールは、メキシコ産の小曲を3曲くらい弾いてた。
俺はショパンさん大好きだから、ショパンさん得意なピアニストの、思い入れを感じるような演奏はもちろん良いと思うけど、ショパンさんを気乗りしてない感じで弾くプロの演奏も、それはそれで良いものだな、と思った。笑
あと、ウィリアムテルとか全然好きな感じの曲じゃないけど、演奏自体にかなり惹かれた。
ポンセさんの曲は、曲単体としてもかなり好きな部類だった。
この人のコンサートがあったら、また行こうと思った。
帰り道、上野で見つけた近未来ガジェット。
https://youtu.be/SPa2Lwjr-C0
- 完 -

結婚して以降、本当にわらしべ長者みたいになっちょる( # ´Д`)
おピアニストは、ラファエル・ゲーラさんというメキシコの人で、日本の音大で教えてたりもするみたい。
http://www.toppanhall.com/concert/artist/GUERRA_Rafael.html
ほほぅ、メキシカンですか。
俺はこの日まで、メキシコといえば当然、マルコ・アントニオ・バレラさんだよね、と思ってた。

ハメドさんに唯一の黒星をつける(=´∀`)

我らがパッキャオさんに徹底的にボコられる( ;´Д`)

なお、奥様的にはメキシコといえば、大昔に落ちた隕石が浮かぶらしく、この記事を書いてる今、ユカタン半島のクレーター画像を一生懸命調べてる。笑
コンサート当日。
夕方になると社内の空気が張り詰めてきたので、定時になる直前に気配を消した。
にも関わらず、パソコンをシャットダウンした直後に、偉い上に話が長い人に呼ばれた。
なんつー、今更すぎる質問なんだろう( ;´Д`)
しかも、全然要領を得ない。
しかしだ、組織の中で働く人間たるもの、全体の仕事の流れが円滑に保たれるよう配慮し、自分の仕事と、自分の仕事が影響を及ぼすものに対して、責任感を持って取り組む必要がある。
なので、その人が自席のパソコンのモニターを見てブツブツ言いながら自分の世界に入ったタイミングを見計らって、すり足気味に立ち去った。
昔習ってた剣道が役に立ったぞ。
会場に到着。


古風なホール。

後ろの方の席だと高音が反響して悪目立ちしたので、後半は前の方に移動した。
ピアノの裏っ側は、手が見えないせいか人気がないので、結構良い場所に座れた。
おコンサート開始。
クラシックのピアニストにも色んなタイプがいるけど、良くも悪くも、ザ・純粋培養、って空気を纏ってるように感じる事が多い。
ゲーラさんの演奏は、そういう感じが全くしなかった。
曲目自体もかなり新鮮というか聴いた事ない曲だらけだった。
http://yodatmusic.blog.fc2.com/blog-entry-324.html
無理やりねじ込まれたかのようなショパンマズルカとバラードがとても場違いに感じた。
そして、その場違い感を演出するかのように、少し居心地が悪そうな演奏。
特にバラード。
速くて立体的で綺麗に弾くんだけど、本当はあんまり弾きたくなさそうで、それをあんまり隠してないような演奏だった。笑
異論ある人もいただろうとは思うけど、絶対直前に急いで仕上げたと思うぞ。笑
ショパンをちょっと嫌そうに弾くクラシックピアニストって面白いな。
その後、マヌエル・ポンセという作曲家の曲を弾いたんだけど、何というか、ショパンが終わってホッとしたような、同じ達者な演奏でも、自信満々で全開って感じの演奏に変わった。
かなりあからさまに。笑
会場にいた殆どの人がそう感じたと思う。
なぜなら、後半はどの演奏も、終わった後の拍手が倍くらい盛大だったし、結構な歓声が上がってた。
う~ん、めっちゃ楽しいなこのコンサート。
テンポ速い。
リズム強い。
なのにタッチは軽くて高音は水面を滑るように澄んでたりして、スペシャリストっぷりをかなり発揮してた。
最後のロッシーニさんリストさんのウィリアムテルは特に楽しそうで、何かこう、高笑いしながら弾いてるように錯覚するようなリズムで、俺は何度もつられて笑いそうになった。
馬鹿にしてるように見えたら不本意なので必死に堪えたけど( ;´Д`)
70歳くらいに見えるけど、身体も技術も頭も上り調子に感じさせる、ってのも凄い事だね。
めっちゃ元気なんだよね。
アンコールは、メキシコ産の小曲を3曲くらい弾いてた。
俺はショパンさん大好きだから、ショパンさん得意なピアニストの、思い入れを感じるような演奏はもちろん良いと思うけど、ショパンさんを気乗りしてない感じで弾くプロの演奏も、それはそれで良いものだな、と思った。笑
あと、ウィリアムテルとか全然好きな感じの曲じゃないけど、演奏自体にかなり惹かれた。
ポンセさんの曲は、曲単体としてもかなり好きな部類だった。
この人のコンサートがあったら、また行こうと思った。
帰り道、上野で見つけた近未来ガジェット。
https://youtu.be/SPa2Lwjr-C0
- 完 -
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