掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の拾弐 ~ 

2019, 10. 17 (Thu) 02:33

次の内覧までの間、また色んな物件を検索したり、一度見た物件の値動きを追ったりした。
却下にした物件や、元々買うつもりなくて内覧もしてないやつも、売れたかどうかや幾ら下がったかをチェックし続けた。


そうこうしてるうちに、段々この辺の建売の相場観みたいなのが身に付いてきた。
あと、建売の値動きの特徴が分かった。

建売は、ある程度下がる前提で最初はかなり吹っ掛けるものの、ちょっと売れない期間が続いただけで、すぐに200万くらい下がるのね。
その後も残ってる場合は、2、3ヶ月周期で100~200万下がる。
なので、売り出し直後に買う場合と、7、8ヶ月経ってから買う場合で、500万以上違う。
この差がローンに乗っかり続けるんだから、エグい話だわ。
まぁ、大の大人が実印を何回も押して買うんだから、自業自得以外の何物でもないとは言えると思うけど、そうは言っても、職業倫理の欠片も見えない。笑

もちろん、金積んででもその場所のその家が必要で、なおかつその家は値下がる前に売れちゃいそうだ、って場合は、買わざるを得ないか。
でも、売れ残ってる物件の中から条件に近いものを探せば事足りるんだったら、わざわざ高値を掴む事はないよね。


で、うちらの場合はどうか。

物件価格と世間の需要の高さは、概ね比例するとは思うものの、うちらが欲しい環境は一般的な需要とは大して重ならないな、と感じた。
これは、ラッキーな事だ。

例えば、駅からの距離。

徒歩5分とか10分だと便利だし価値が高いのは分かるけど、街が栄えすぎてて、ごちゃっとしてるんだよね。

徒歩15分くらいになると、街並もそこそこ整ってくるけど、駅近の扱いになって、その付加価値が値段乗っかってる模様。

でも、駅から歩いて15分、20分、25分、30分、この差ってあんまり意味ないかも、と思った。

真夏や真冬に15分も歩きたくないから、チャリに乗る事になる。
今は電動チャリがあるから、この距離なら10分前後で、駅のチャリ置き場まで行ける。
どっちにしろ、大急ぎで駅まで行くような状況になるのは俺だけだし、だったら駅からちょっと遠いけど、広くて快適なとこの方が良くないか?と思うようになった。


なお、蛇足ながら、不動産屋は多少リアルな物の見方をしてる面もあるとは思ったけど、この人達特有の職業病があるね。
言葉遣いがいちいち大袈裟だし、意外と数字の使い方が拙く見える。
文系の人が数字に塗れるとこうなっちゃうのか、と感じた。


という事で、↓の基準で調べ直した。

・駅から徒歩20分台
・スーパーとか大きい店は近い
・半年以上、売れ残ってる

で、気になる物件を4軒見つけた。


~ つづく ~
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