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2015, 10. 15 (Thu) 20:49

半年に1回くらい、黒澤明さんの蜘蛛巣城を観る。
マクベスの解釈版みたいな内容で、シェイクスピアのマクベスを映画化した中で、1番有名なやつ。

マクベスは「洗っても洗っても血が落ちないねぇ」ってシーンが有名なやつ。
あと「綺麗は汚い、汚いは綺麗」とか。
別に、うんこが綺麗とか汚いとか言いたいわけじゃない。
うんこって汚いし。

怖い系の映画は、怖い。
なので基本、ひとりじゃ絶対観ない。

昔、キューブリックさんの幽霊屋敷映画を1人で観て、こりた。
その映画では、主人公の男の子が幽霊の女の子の2人組に出会して、失神する。
同時に俺も失神した。
怖すぎてタイトルも覚えてない。

蜘蛛巣城はホラーの類じゃないし、ホラー観点からは、別に大して怖くないと思う。
人間の欲望や心理が怖い、みたいな感性も持ってない。
でも、俺的には結構怖い。
怖いけど、面白怖いみたいな感じなので、半年に1回くらい観る。

蜘蛛巣城では、森で迷った侍の2人組の前に妖怪みたいなばーさんが現れて、預言を与える。
登場する時に、糸巻き巻きしながら変な唄をぶつぶつ唱えてるんだけど、真っ白でボサボサの髪が白黒の画面によく映える。

ばーさんが綺麗かつ不気味。


初めて観た時、ビビリすぎて半泣きになって、ちょっと失禁した上に、半泣きしながら爆笑した。
この体験が病みつきになった。

主人公の奥さんも、超不気味。


終盤、主人公にあり得ない位の矢が飛んで来て磔になって死ぬんだけど、そのシーンは、弓矢の達人に全部本物の矢を使わせて、顔面スレスレに射させて撮ったらしいww


そのシーンは、↓こんな感じで流れる。

矢「ヒュンヒュンヒュン!!」
主「ぐあああああ!!(;゚Д゚)」
矢「ドカドカドカ!!」
主「うぎゃあああ!!( ;´Д`)」

~ 巻き戻し ~

矢「ヒュンヒュンヒュン!!」
主「ぐあああああ!!(;゚Д゚)」
矢「ドカドカドカ!!」
主「うぎゃあああ!!( ;´Д`)」

~ 巻き戻し ~

矢「ヒュンヒュンヒュン!!」
主「ぐあああああ!!(;゚Д゚)」
矢「ドカドカドカ!!」
主「うぎゃあああ!!( ;´Д`)」

~ 巻き戻し ~

矢「ヒュンヒュンヒュン!!」
主「ぐあああああ!!(;゚Д゚)」
矢「ドカドカドカ!!」
主「うぎゃあああ!!( ;´Д`)」

…って感じで、延々と矢が刺さりまくる。
急にあからさまに同じ映像を使い回す。
多分、主人公のパニックっぷりを映像的に追体験させる、みたいな趣旨があるのかと。

何度も流れるのを観てるうちに段々、主人公が喜んでるように見えてくるwww


映画の冒頭から、主人公にトドメの一発が刺さるとこまで、どのシーンもめっちゃ綺麗。

とてもコミカルな映画。面白いよ。

でも、蜘蛛巣城の話を書きたかったわけじゃないんだ。

ミーアキャット (ナレーション:ポール・ニューマンさん)
http://movie.walkerplus.com/mv37705/

南アフリカのカラハリ砂漠に生息するミーアキャットの映画。


ミーアキャットは猫じゃなくてマングース系。

ミーアキャットの赤ん坊が主人公で、初めて巣穴から出るとこから、大人になるとこまでの話。


その過程を、本当は全然関係ないような映像や、本当に関係ありそうな映像等々、ストーリーに都合良さそうなものを無理やり切り貼りして、ドキュメンタリー風にしてる。

猛毒持ちのケープコブラと闘うシーンは結構面白い。


この映画の中盤、主人公のミーアキャット一家が、別のミーアキャット一家と縄張り争いをする。
闘いが始まって、若い主人公は、敵のグループに狙い目と見られて追い回されて逃走する。
必死で逃げた結果、縄張りから大幅に離れて迷子になる。
何日か掛けて、家族の元に帰ろうとしてる道中、木に登って、周囲を見回す。
この時に主人公の顔がアップになって、主人公は小さい声で「キュイ~ン」って鳴く。
これが超可愛い。
めっちゃ可愛い( ;´Д`)

以上
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コメント

ゆにくあ

キューブリックの幽霊屋敷映画って、シャイニング? ビビりなのに怖いの見ちゃうってあるね〜。また、黒澤が世界で認められる所以を語りだすと長くなるけど、あの時代にシェークスピアのオマージュとか、その時点でカッコよすぎる。主題のミーアキャットのやつ、2009年かぁ。観たことないけど、ディープ・ブルーの人が撮ったんだね。面白そうだから探してみよっかなと思ったよ。

あ。途中でうんこは関係ないとかわざわざ言ってるけどw 誰もその関連性は思い浮かばなかったと思うんですけどw

2015/10/15 (Thu) 21:58 | ゆにくあ | 編集 | 返信

モル作

> ゆにくあさん

キューブリックさんのは多分、そのシャイニングってやつだと思う。
ほんとに怖すぎて調べて思い出すのも嫌なくらいなんだw

シェイクスピア絡みの映画は、何か気負いばっかり出ちゃうんだな、って印象を持ってるけど、蜘蛛巣城は本当に笑っちゃうくらい面白いよw

ミーアキャットは、特に動物好きじゃない人とかでも、普通に楽しめる気がするんだよね。
ましてや、動物好きなら尚更の事。
これが、ポール・ニューマンさん出演の最後の映画になったw

2015/10/16 (Fri) 00:56 | モル作 | 編集 | 返信

ラスコーリニコフ!

へぇ、黒澤さんが「マクベス」

僕、確か読んだ時、

クラシックバレエで「マクベス」

あったら良いのにな・・・

と感じました。


実際、あるのか
無いのか、知らないですが。笑。


ミーアキャットの方、気になりますよ。笑。

2015/10/16 (Fri) 15:35 | ラスコーリニコフ! | 編集 | 返信

モル作

> ラスコーさん

あれだけ長いこと有名なので、バレエとかでも知られてないだけでやった人達はいるかもですね。

ミーアキャット、めっちゃお薦めですよ。
話は結構盛られてる感じですが、1コマ1コマ、ミーアキャット達は演技じゃなく超本気なので 笑
群れで暮らす動物は、毎日が波乱万丈で、その波乱万丈っぷりが、人からも理解しやすいので、単に撮ってるだけでもかなり面白いです。

2015/10/16 (Fri) 17:10 | モル作 | 編集 | 返信

ゆにくあ

Macbeth、ボリショイバレエが1980年にやったみたいですよ。

2015/10/16 (Fri) 19:15 | ゆにくあ | 編集 | 返信

モル作

> ゆにくあさん

ほー、面白そうだわぁ。
リア王とかハムレットもありそう。

2015/10/17 (Sat) 00:37 | モル作 | 編集 | 返信

みちくさ・千種

矢がやばい

う~ん、モル作さんの文章の流れで読むと貼られている画像、確かに矢が刺さってるのを喜んでるように見えてきて困ったもんだ。

ドカドカうぎゃあ巻き戻し
ドカドカうぎゃあ巻き戻し
の繰り返し読んでるだけでくそワロタ。

笑うとこじゃない気はする。

2015/10/17 (Sat) 11:49 | みちくさ・千種 | 編集 | 返信

ラスコーリニコフ!

おお!

ゆにくあさん、ありがとうございます。笑。

ちなみに、

シェイクスピアさん、

ちょっとブルグさんに似てるんですよね。笑。


ミーアキャット、ちょいと近所のツタヤで

チェケラーしてみます。笑。

2015/10/17 (Sat) 15:19 | ラスコーリニコフ! | 編集 | 返信

いぐれっく

タランテラ

映画とは関係ないけど転調してからのところブログでアップしときました…
良かったら参考にして下さい。

2015/10/17 (Sat) 15:58 | いぐれっく | 編集 | 返信

モル作

> 千種さん

めっちゃ嬉しそうですよね!
あのシーンをまた調べてみたんですが、学生の弓道部員が実際に身体スレスレに射たらしく、三船さんは撮影前日は怖くて眠れなかったみたいです。矢ばいです!!
で、後日、三船さんは酔っ払った勢いで散弾銃を持って黒澤さんの家に押し掛けたり、頻繁に「黒澤ぶっ殺す!」って言ってたり、相当根に持ったとの事w
戦前の人ってほんと凄いな、と思いました。
なので、あの顔は本気で喜んでるっぽいです!!

ウィキペディアの蜘蛛巣城の説明がかなり面白いので、是非読んでみてください。

実際はギャグ要素皆無の映画ですw
自分は、怖すぎると笑いが込み上げる、みたいな事をこの映画で経験しました。

2015/10/17 (Sat) 21:30 | モル作 | 編集 | 返信

モル作

> ラスコーさん

そういえばご存知かもですが、黒澤さんはドストエフスキーの作品も映画化してたと思います。
カラマーゾフか白痴あたり。

確かに、シェイクスピアさんとブルグさんの髪型が似てますねw
って事は、サザエさんのモデルはシェイクスピアかもですよ!!

ミーアキャット、全然人気ないのでレンタルされてないかも( ;´Д`)

2015/10/17 (Sat) 21:31 | モル作 | 編集 | 返信

モル作

> いぐれっくさん

タランテラの記事、拝見してきました。
いつもありがとうです。

装飾音のとこの音の長さの逆算方法と根拠が明快で、かなり参考になりました。
奥が深いですね。
自分はいつもこの辺りでリズムが破綻するので、助かります。

この曲は速さに慣れるまで時間掛かりそうですが、楽しみにしてた曲なので、じっくりやってきます。

2015/10/17 (Sat) 21:31 | モル作 | 編集 | 返信

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