モル作さんを招いて ~ その壱 ~ 

2013, 04. 19 (Fri) 11:15


超屁っぴり腰でほふく前進する初日のモル作さん


タクシー帰宅したおっさんは、プラスチック製の衣装ケースに、モル作さんを移そうと試みました。
しかし、モル作さんは、段ボールに爪を引っ掛けて、必死に抵抗しています。
段ボールから出たら殺されるとでも思ったのでしょう。
そんな姿を見ていると、段ボールから無理矢理引っぺがすのは忍びない気がしてきました。
それに、迂闊なおっさんは、まだモル作さん用の小屋を用意していませんでした。
なので、小屋を買うまでは段ボールを小屋にするのが良いかな、と思い、おっさんはモル作さんを段ボールごと衣装ケースに突っ込みました。
それから、チモシーを大量に投入しました。

衣装ケースに移されたモル作さんは、大層びびっている様子でした。
今日は、急に引っ張り出された挙句、段ボールに詰め込まれて、暫くタクシーに揺られたと思うと、今度は良く分からないおっさんの部屋のプラスチックケースに放り込まれた訳です。
きっと、生まれて初めての恐怖だった事でしょう。
それまで近くで眺めていたおっさんは、暫くモル作さんを放っといた方が良いと思い、部屋の灯りを消して、スーパーへ買い物に行きました。

おっさんが帰ると、モル作さんはほふく全身でケージ内を散策していましたが、おっさんの気配に気づき、段ボール小屋に走り込みました。
とりあえず、元気そうです。
安心したおっさんは、スーパーで買ってきた人参を適当に切って段ボール小屋の前に放り込みました。

台所から遠目に眺めていると、モル作さんは段ボール小屋から這いずり出て、人参をコリコリ食べ始めました。

- つづく -
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