掘つ建て小屋ヲ買ふ ~ 其の拾八~ 

2019, 10. 29 (Tue) 00:26

契約当日。


不動産屋のオフィスに行くと、分厚い契約書類を渡された。

その中に重要説明事項とかいうのがあって、それを不動産屋が読み上げた。
30分くらい掛かりそうなボリュームだったけど、この読み上げは省けないらしい。
省くと上司にめっちゃ怒られる、と言ってた。笑

仕事でもないのに、こういう類のやり取りに延々と付き合うのって面倒臭いな、と思うけど、まぁ、重要な説明事項らしいので仕方ない。
気を取り直して、表情や相槌のトーンを変えながら、真剣に聞いてる振りをした。


業者「…そ、そそ、そ、そして、甲は、え、、と、、乙を、うんたらかんたらとする…と。。で、、、、あ、終わりか。ふぅ。。」

おれ「はい。ありがとうございました」

業者「以上の内容ですが、宜しかったでしょうか」

おれ「はい。難しすぎて全然分からないけど、了承しました」

業者「ぶはははは!!」

おれ「ぐはははは!!」

業者「ぬはははは!!」


担当者の上司がイラッとした表情をしながらこっちに来た。


上司「◯◯君、何やってんのかな…」

業者「あ、、え、と、今これ読みました」

上司「読みましたじゃなくて、ちゃんと説明した?」

業者「え、、、はい。したと思います」

上司「思いますじゃなk…」

おれ「あ、もう了承まで済んでます」

上司「そ、そうですか…(後で絶対文句言うなよ」


その後、担当者と一緒に、売主の会社へ行った。

売主の会社で、担当者と助手みたいなのと自己紹介し合ってから、早速契約の話になった。
また、30分くらい延々と説明が続く。

説明が終わると、今度は署名と押印タイムになった。
住所と名前をひたすら書いて、実印を押しまくる。
不安と緊張と退屈を同時に感じる、貴重な体験だった。笑


こういう面倒臭い手続きが今後もあるのかと思うと、若干、憂鬱になった。


~ つづく ~
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