おピヤノ始めそうな人

2020年03月16日00:13  ☆糞ピアニストの旅

ここ2年ちょぃの間に、100人近くのエンジニアが、俺のいる会社に派遣されてきた。

でも、この会社は、ただでさえ超ややこしい製品を扱ってる上に、企業体質もかなりブラック。
情報共有はハナクソレベルだし、管理能力もゴミ屋敷レベル。

理不尽なパワハラや責任転嫁は茶飯事だし、恫喝もしょっ中聞こえてくる。
生え抜きのメンバー達はそれが普通のやり方だと思ってるから、問題点を知覚できない。
なので、当分改善されないだろう。
そういう環境なので、殆どの人が数ヶ月で来なくなったりクビになったり契約更新を拒絶したりで、いなくなる。

そんな中で、何年も続いてる人が数人だけいる。
頭良くてタフで、諦めの感情とやる気のバランスをキープし続けられて、対応に一貫性がある。
何でこんな優秀な人がうちで続けてくれるんだ?みたいな人たち。

そのうちの1人。
なぜかうちの会社の製品が大好きらしく、派遣元の会社に退職願を出した後、こっちの中途採用に、しれっと申し込んできた。
俺は「来てくれるのは心強いけど、早まらない方が良いですよ」って止めたけど。笑
会社側としては断る理由はないし、全方向で完璧に近い人ので、大歓迎された。
俺もその人のやり方をよく目安というかお手本にして色々切り抜けてたので、同僚になってくれるのはラッキーな事だ、と素直に喜ぶ事にした。


その人と雑談してた時の事。

趣味を聞かれたので、何年か前にピアノを始めて、よく家で弾いてる、と答えたら、意外と食いついてきた。
その人の奥さんはピアノが趣味で、家にもピアノがあるらしい。
で、いつも奥さんの演奏を聴きながら「俺もピアノ弾けるようになれたらなぁ」と思ってるらしい。


おれ「今からでも、意外と弾けるもんですよ」

その人「え、ああいうのって子供の時に始めないと、どうにもならない物なんじゃないんですか?」

おれ「ああいう人たちみたいに弾けるようにはならないと思うけど、しょっ中弾いてれば『あんまり上手くないけどピアノ弾ける人』くらいにはなってきますよ」

その人「あぁ、そのくらいで十分ですよ。人の演奏じゃなくて自分の手で音を鳴らして、色んなの弾いてみたいんですよ」


その人は、多分いずれピアノを始めるだろう。
いちいち落ち込んだり、意味や答えが設定されてないと不安になるようなタイプでもないから、挫折する要素も少ないだろう。

いずれ、何かのきっかけで、俺のブログに辿り着つかも知れない。
そして、万が一だけど、俺が書いてるんじゃないかと勘付いて、俺に直接確認してきたとする。

そしたら、俺はすかさず答えよう。


おれ「え?ブログ?俺そんなのやってないですけど( ;´Д`)」


そしたら「あぁ、俺の勘違いでした( ;´Д`)」とか言って、放っといてくれるだろう。








くれるよね?( ;´Д`)


たのんますよ?( ;´Д`)


- 完 -
前の記事 次の記事